動物園で飼育されている大型の野生動物達、そもそも大型の野生動物たちをただで貸してくれたりするわけもなく必ず対価は存在するわけで、果たして大型の野生動物の値段はいくらくらいなのでしょうか?
そして希少なマウテンゴリラにも値段は付いているのでしょうか?
調べていきたいと思います。
マウンテゴリラに値段は付けられるのか?
そもそも、野生動物の取引は1973年にアメリカのワシントンにおいて採択され1975年に効力を生ずることになったワシントン条約、日本での正式名称は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」によって厳しく制限されています。
マウテンゴリラはこのワシントン条約の附属書Iに記載されていて、今すでに絶滅する危険性がある生き物で商業の為の輸出入は禁止されています。
学術的な研究のための輸出入などは輸出国と輸入国の政府が発行する許可証が必要となりますので、現在でのマウテンゴリラの価格というものは存在しません。
しかし、マウテンゴリラの値段はわかりませんが、ローランドゴリラ1頭あたりの値段はおよそ8000万円です。
もしマウンテゴリラの値段があるとすればローランドゴリラより確実に値段は高くなるでしょう。
それはゴリラだけでも希少な動物なのに、そのなかでもマウンテゴリラは特に希少な種類だからです。
まとめ
ゴリラは発見されてから100年しかたっていないのに、人による乱獲で種の数を減らされてしまいました。
動物の数を減らす原因はいつでも人間です。
このことを決して忘れてはいけないと思います。
また保護目的、研究目的で動物を捕獲するならまだしもその希少性から私利私欲の為、密輸入する輩が存在するのも事実です。
人間は野生動物を減らした責任をとらなければいけません、野生動物が住めない地球には人間も住めなくなると思います。
人間が原因によって絶滅した動物はすでにたくさんいます。
20世紀に入ってからは絶滅する動物の数は加速していきました。
21世紀なって動物の事を考える世界になっているでしょうか?
ゴリラに限らず野生動物を保護することは人間の責任として考えていかなければ、この先動物との共存共栄は考えられなくなると思います。