「ホッキョクグマの毛の色は!?」と聞かれたらあなたは何色と答えるでしょうか!?
多くの人が「白」と答えることと思います。
ですがホッキョクグマの毛の色は・毛の重なる密度・毛の形状・光の当たり方・毛を縦から見たとき・毛を横から見たとき・毛の土台になる皮膚の状況からホッキョクグマの毛は白く見えていますが、実は“透明”だったのです。
そんな「白」ではなく「透明」のホッキョクグマの毛について、詳しく紹介していきますね。
ホッキョクグマの毛の特徴を教えて!?
遠くでは白く見えるが、近くで見るとナイロンの糸のように透明と言われているホッキョクグマの毛の色。
他の毛が白いと言われている動物と比べても、ホッキョクグマの毛は透明のようです。
例え話がスーパーにある買い物後に使用する透明ネット。
ロール状になっていると透明ネットは白く見えますが、1枚にすると透明に見えるようにホッキョクグマの毛はスーパーの透明ネットのように近いようです。
ホッキョクグマの毛の構造はどうなっているの!?
実はホッキョクグマの毛はジュースを飲むストローのように空洞になっているのです。
これは断熱効果を高めると言う影響が及ぶようです。
これは日本でも寒冷地帯などの北海道で窓を二重にすることによく似ています。
こうすることで空気の層を挟み断熱効果を高めます。
ホッキョクグマの毛もこういったケースと同じような現象が“毛”で行われていると言えます。
透明の毛に覆われているホッキョクグマが黒く見えない理由
ホッキョクグマの皮膚は黒い色と言われています。
では「なぜ毛が透明なはずなのに黒く見えないのか!?」という疑問を抱く人も多いと思います。
それは光の反射が大きく関わっているようです。
例えば毛先が茶色い歯ブラシが光に反射させると毛先が白く見えるように、光の作用が関係しています。
ただ本当に毛が完全に透明だったら“クロクマ”と呼ばれそうですね。
まとめ
ホッキョクグマの毛の特徴や構造について紹介しました。
ホッキョクグマの皮膚が黒いことには驚きでしたね。
きっと間近でホッキョクグマを観測したら毛が“透明”であることがはっきりわかるはずです。
ただ光の反射と毛の構造によって、ホッキョクグマが白く見えることが特徴だと言うことがわかりましたね。