映画「猿の惑星 新世紀」でボスはシーザーでしたが、オランウータンもでていましたね。

名前は「モーリス」です。

シーザーと共に戦う仲間でした。

最初の猿厩舎の中で、子供の猿に教育をしていたみたいです。

先生だったのでしょうか?

とても優しくて、強いオランウータンでした。

今回は、チンパンジーとオランウータンの違いや知能について紹介します。

チンパンジーとオランウータンの違いについて

チンパンジー オランウータン 違い 知能

オランウータンはチンパンジーから見ると少し大きめです。

体長はチンパンジーのオスが85cm、オランウータンは97cmです。

体重はオランウータンの方が結構重く、60~90kg、チンパンジーは40~60kgです。

見た目の大きな違いは毛の色でしょうか。

チンパンジーは黒色で、オランウータンは赤褐色か褐色です。

又、オランウータンは手の長さが脚の長さの倍あります。

さらに指とつま先が曲がっていて、枝を上手につかむことができます。

チンパンジーやゴリラと違ってナックルウォークをしないのも特徴です。

チンパンジーは群れで行動しますが、オランウータンは単独で行動します。

生息域は、チンパンジーがアフリカの赤道付近からサバンナ、オランウータンはボルネオ島とスマトラ島の熱帯雨林に生息しています。

ちなみにオランウータンは、「森の人」とも呼ばれ、アジアで唯一の大型類人猿です。

オランウータンは社会的地位に応じて形態を大きく変える、という特性があります。

オスの顔の両側にあるでっぱりを「フランジ」と呼んでいますが、これは強いオスの印で、弱いオスはいくつになっても大きくなりません。

しかし、一度強いオスがいなくなるとその弱いオスのフランジが急に大きくなることがわかっています。

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チンパンジーとオランウータンの知能について

オランウータンとチンパンジーの知能は共に、人間でいうと3~4歳くらいとほぼ同等ではないかといわれています。

チンパンジーはよく道具を使うので知能が高い、と考えられていますが、オランウータンも道具を使うことができます。

わずかに差があるとすれば、チンパンジーは群れで暮らす特性上、親が学習した事をその子が継ぐということが考えられますが、オランウータンの場合は単独で生活するので、伝承行為がないと考えられるので、差が出てくることは考えられます。

まとめ

チンパンジーとオランウータンですが、類人猿というくくりでは同じですが、随分と違うのですね。

どちらも人間であれば3、4歳の知能をもつという事で、猿の惑星で指導者の役割をしたのはうなずけますね。

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