みなさんはトナカイという動物を知っていますでしょうか。
クリスマスにプレゼントをくれるサンタクロースが乗っているそりを引いているあの動物です。
あまり見かけない動物なので、空想上の動物だと思っている方もいるかもしれませんが、実際に地球上に存在する動物です。
クリスマスのイラストなどで、サンタクロースと共に8頭のトナカイがプレゼントを運んでいる様子をよく見ますが、この8頭のトナカイにはそれぞれ個別に名前がついているんです。
今回はトナカイの名前の由来や英語での表現や発音などについて、まとめてみたいと思います。
トナカイの名前の由来について
サンタクロースと共にプレゼントを運んでいる8頭のトナカイの名前の由来は「A Visit from St.Nicholas」という詩がルーツだといわれています。
この詩は、クリスマス向けに1823年にアメリカの新聞上で発表されたものですので、かなり昔からこのトナカイたちには名前があったということになります。
トナカイを英語で発音するとどうなる?
「トナカイ」という言葉は日本語であり、海外でトナカイと言っても通じないでしょう。
トナカイを英語に訳すと「reindeer」となります。
日本語で発音を表現するのは難しいですが、「レインディア」という感じになります。
また北アメリカに生息するトナカイは「caribou(カリブー)」と呼ばれることもあります。
トナカイの英語の意味は?
reinとは英語で手綱という意味を持ちます。
サンタクロースのソリや手綱から連想されるのでなんとなく手綱の鹿ということで納得してしまいそうですが、reindeerのreinは手綱を意味しているのではありません。
この場合のreinは古北欧語のhreinnに由来しており、hreinnに手綱という意味はなく、角に由来する言葉です。
ですのでreindeerは手綱の鹿ではなく、角の鹿という意味をもつことになります。
トナカイには特徴的な立派な角がありますので、この意味でも納得できるでしょう。
まとめ
今回はトナカイの名前の由来や英語での表現や発音などについてまとめてみました。
クリスマスのシーズンによく見かける8頭のトナカイにそれぞれ名前があるとは少し驚きました。
1匹1匹の名前については省略しますが、調べればそれぞれの名前やその名前が意味するものについても詳しく出てきますので、気になる方は調べてみてください。