イリオモテヤマネコと聞いて、みなさんはどんなネコを想像されますか?

そのヤマネコ、1972年に日本の天然記念物に指定され、その後1977年には特別天然記念物に指定されています。

イリオモテヤマネコの姿を実際に見たことがある方は少ないかもしれませんが、教科書などで、その写真は目にしたことのある方は多いのではないでしょうか?

でも、もうあまり記憶にないかもしれませんね。

イリオモテヤマネコは生息場所が島なので、生活できる範囲が限られていることに加えて、車などによる交通事故が多い事、またかれらの住処を脅かす環境破壊などが原因でその数が減り続け、今では絶滅危惧種に指定されています。

そんな過酷な環境で必死に生きているイリオモテヤマネコ、ぜひ見てみたいですよね。

ちなみにイリオモテヤマネコは夜行性で夜に行動しています。

こんなイリオモテヤマネコが見られる動物園ってあるのでしょうか!?

また、ないとすればどこへ行けば会えるのでしょうか?

少しご紹介したいとおもいます。

イリオモテヤマネコに会える動物園は?

イリオモテヤマネコ 動物園

絶滅危惧種であるイリオモテヤマネコを保護するため、彼らの生息数調査や研究、交通事故対策、外来種から守ることを目的として、1995年に「西表野生生物保護センター」という施設が設立されました。

そこでは過去に、交通事故で怪我をしたイリオモテヤマネコを保護したものの、野生に帰すことができないことから14年8か月もの間に渡って飼育していたそうです。

また、これは飼育環境下では、最長記録だったそうですよ。

残念ながら現在では生きた個体はいないようですが、はく製は展示されているとのことです。

#イリオモテヤマネコ #剥製 #西表野生生物保護センター #西表島 #竹富町

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他には沖縄こども未来ゾーンという施設で、1980年から1992年にわたって「ケイタ」というオスのイリオモテヤマネコが飼育されていたこともあります。

その他、現在イリオモテヤマネコに会える動物園などの情報は、得ることができませんでした。

さて、ここからは動物園ではありませんが、まだイリオモテヤマネコに会えるチャンスはあります。

それは、野生のイリオモテヤマネコに会える可能性もある、ナイトツアーに参加することです。

西表島で開催されていますので、どうしても見てみたい方は参加してみても良いかもしれません。

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まとめ

絶滅危惧種のイリオモテヤマネコは、その時たまたま保護されている個体などがいない限り、保護施設や動物園でも見ることが難しいということが分かりました。

ナイトツアーなどに参加する際は、彼らの住処にお邪魔しているという気持ちを忘れないようにしたいですね。

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