大きな丸い耳に犬のような体格で、まだら模様が大きな特徴の絶滅危惧種の動物・リカオン。
見た目はハイエナのようだと言われてしまうリカオン。
その生活はなんと人間と似ているそうなんです。
一体どんなところが似ているのでしょうか。
今回は、リカオンの人間に似たその生活の様子について一緒に見ていきましょう!
リカオンの子育て術?
リカオンはとても人間に近い子育て方法を行っています。
たとえばその食事方法ですが、兄弟の中でも年長者は親と共に狩りに行きます。
そして取得してきた獲物は小さい子供から食べはじめ、子供たちが食べている間は天敵のハイエナなどから獲物と小さな子供を守るために親は見張りを行うそうです。
さらに夜、群れで行動するリカオンは一緒に寝るのですが、そんなときにも小さな子供を守るために見張りを交代で行って外敵から家族を守るのです。
他の動物は子供から食事をさせたり交代で夜の番をするということは少ないと思います。
そう考えると子供が生まれて、親が子供を中心にした生活をするというリカオンはとても人間に近い子育て方法ですよね。
リカオンの群れパックとは?
リカオンは群れを作って生活をします。
そんな集団行動を「パック」と言います。
群れはオスメスのペアを中心にして10頭前後で構成されています。
家族が増えればそれに応じて行動します。
リーダーは必ずしもオスが行うと言うこともなく、メスがそのパックのリーダーとなることもあるそうです。
さらに狩りや子育ては協力し合って行い、体が弱くなったり病気になった仲間がいると決して見捨てたりすることなく支えてあげるのです。
こんな点から見ても社会構造が人間と似ていますね。
リカオンは動物界の中でもその絆はとても深いのだと言うことが分かります。
まとめ
犬のようなその見た目と絶滅危惧種という貴重な存在で多くの人を魅了しているリカオンの子育て術や群れでの生活について調べてみました。
パックと呼ばれる集団生活で協力し合って生活をし子供が生まれれば子供たちを天敵などから守るために行動、子供たちを中心にした生活を送るリカオンはとても人間の生活をに似ていて親近感がわきますね。
絶滅危惧種のリカオン、絶滅を防いで守っていきたいですね。