近年、その生息数は激減し絶滅の危機に瀕している動物『リカオン』。
獲物を狩るときには群れを成して協力しながら行い、その成功率は狩りをする他の動物たちの中では断トツのトップ。
まさに向かうところ敵なしといたところでしょうか。
しかし、そんなリカオンであってもかなわない相手がいるとの情報が!
今回は、狩りの成功率の高いリカオンの天敵はいったい誰なのか調べたいと思います!
リカオンの天敵とは?
リカオンはサバンナに生息している肉食の動物で『インパラ』や『ヌー』、時には『水牛』や『グラントガゼル』などをも襲って狩りをし家族でそれを食べて生活をしています。
水牛までも襲うことを考えると、どんな大きくて強い動物もリカオンには敵わないのではないかと思いますが、じつはリカオンは同じように群れを成して狩りをして生活している「ライオン」や「ハイエナ」が天敵としてあげられています。
ライオンとは体格差があるうえに、やはり百獣の王という異名があるだけに争うと最終的には命を落とす結果になってしまうことがあるようです。
そのためライオンがたくさんいる地域にはリカオンの数が少なかったり、またハイエナは獲物を横取りする能力にたけているため、獲物を食べてるときに襲われ獲物を奪われていくことがあるようです。
とはいえ、リカオンもやられっぱなしと言うわけではなくライオンやハイエナとの決闘に勝利する場合もあるようです。
その理由にはリカオンは同じように群れを成して協力し合って狩りを行うライオンやハイエナよりもその群れでの絆が強いのが一番の理由なんだそうです。
そのため野生ではライオンからの攻撃に対して防御に成功することもあるようです。
狩りの成功率で言うと、ライオンは10パーセントほど、リカオンは80パーセントと断然リカオンの方が狩りの確率は高いのです。
このような理由から「アフリカの狩猟犬」と言われています。
まとめ
肉食動物の中でもその狩りの成功率が高く、自分よりも体の大きい動物も獲物として獲得する、リカオンの天敵について調べてきました。
百獣の王ライオンや人の獲物を狙うハイエナがリカオンの天敵としてあげられていますが、家族としての絆はどの動物よりも高く人間に近い群れでの生活を送っているリカオン。
絶滅に危機に瀕していますが、日本の動物園でも見ることができるので気になる方はぜひ足を運んでみてください!