クロマグロというのは、太平洋クロマグロと大西洋クロマグロがいて大変有名なお魚です。

そしてクロマグロを食料と見た場合、クロマグロの体内に含まれる水銀に注意してください。

部分別の濃度としましては、赤身→中トロ→大トロの順に多くなっていきます。

一回に食べる量を約80gとした場合、クロマグロは週に1回程度を目安としていて、厚生労働省は、クロマグロを妊婦が摂取量を注意すべきである魚介類の一つとして挙げています。

そんなクロマグロは今や絶滅危惧種として危機的状況にいるのです。

そんなクロマグロの生態とはどういったものなのでしょうか。

クロマグロの生態について

クロマグロ 生態

大人のクロマグロは体長3m・体重400kgを超えて、日本近海のマグロでは最大です。

それに対して、大西洋クロマグロは、マグロの中で最大種であり、体長4.5m・体重600kgにも達し、超大型の魚となります。

こちらの2種は、高級マグロとして取り扱われており、天然物は1匹100万以上で取引されるのです。

クロマグロの幼魚は日本海を回遊して、カツオ等とともにイワシやオキアミ等の小魚を食べます。

大人になったクロマグロは肉食性なので、イワシ、サバ、トビウオ、ボラ、アジなどの魚を食べます。

そうしてだんだん成長していくとイカ類を食べることが多くなり、夜間にイカをとることが多くなります。

マグロは寝ないで泳ぎ続けるというのを聞いたことがあると思いますが、これはエラ呼吸の特性なのです。

普通の魚は、エラから水を入れて、水の中の酸素を取り込んで呼吸をしますが、マグロの場合、口から海水をずっと取り込んで泳ぐことによって、エラに海水を取り込みます

これはカツオやブリやカジキなど高速で泳ぐ魚の特性でもあるのです。

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まとめ

水族館で良く見るマグロがそんなに大きくて、体重も何百キロとあったなんてことは全く知りませんでした。

そしてマグロは寝ないという話を聞くが、正確には、泳がないと呼吸することができないので、止まると亡くなってしまうわけですね。

ですからマグロは一生泳ぎ続けるという事です。

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