日本人にとってはならないクロマグロはとはどんな生き物なのでしょうか。

クロマグロは、主に太平洋の熱帯や温帯地域の海水温が25度程度のところに分布しています。

北半球には多くいるのですが南半球には分布していません。

日本国内で見ても、北海道ではそこまでとれず、生産量の一位は長崎県となるのです。

クロマグロの泳ぐスピードは、70㌔~90㌔に達すると言われており、群れをなし高速で回遊しています。

夜間は捕食しないのですが、日中には甲殻類頭足類などの魚を食しています。

クロマグロは、春から夏にかけて産卵しますが、生まれた子魚は小動物を食べ、エサがない場合には共食いをします。

一人前になるには5年もかかってしまうみたいで、魚類の中では遅い方です。

こんなクロマグロを日本で食べるのが当たり前になっていますが、他の国ではどうでしょうか。

国別でクロマグロの消費量をみていきましょう。

クロマグロの国別の消費量

クロマグロ 消費量 国別

OPRT(責任あるまぐろ漁業推進機構)の推計によると、海外でのマグロ刺しの消費が最も多いのは米国の3万トン~5万トンです。

次に韓国の1万5千トン~2万トンとなっています。

中国では1万トン

ですが、日本では2004年の時点で、48万3千トン

世界のまぐろ消費量の約4分の1を消費しているとなるので恐ろしいです。

こうして断トツ日本の消費量が多い為、お刺身を好む日本にマグロを輸出すればおおくの収入を得ることができると、世界中で広がりました。

それにより若い魚をとり過ぎて、クロマグロなどは急激に数が減ってきてしまったのです。

今は、「みなみまぐろ保存条約」や「大西洋まぐろ類保存国際条約」という条約により、まぐろを捕獲できる量が定められているから安心です。

Sponsored Link

まとめ

クロマグロの消費量ですが、あんなに面積の大きくて人口もたくさんいるアメリカさえも軽く超えてしまう日本はやはりみんなマグロはなくてはならない存在で大好きな食べ物だと思います。

アメリカへ行った際も、アヒポキなどマグロを使った食べ物がたまに食べたくなってしまいます。

Sponsored Link