共生とは、2種類の生物が,一方あるいは双方が利益を受けつつ,密接な関係をもって生活することをいうそうです。
よく知られているのは、クマノミとイソギンチャクの共生は有名ですが、今回はカバと鳥の共生について調べてみたいと思います。
カバと共生する鳥って!?
野生の動物は体が汚れても綺麗に洗うことができません。
そなときに活躍してくれるのが、大型の動物のカバやキリンやワニなどに共生する鳥で、アカハシウシツツキがいます。
アカハシウシツツキという鳥は、大型の哺乳類と共生関係にあり好物は、大型動物の皮膚に着いたダニとダニが吸った血液で、動物たちの皮膚に着く寄生虫を取り除いてくれるそうです。
アカハシウシツツキは、スズメ目ウシツツキ科で東アフリカから南アフリカに分布しており、全長18~22cmほどの大きさで、灰褐色の体と腹部は淡く白い色の体をしていて、黄色い皮膚に囲まれた赤い目をしており、いつも動物の体に乗っかり、赤い嘴で皮膚をついばんでいるそうです。
名前にウシツツキとついていますが、キツツキに近い種類ではなくコウライウグイスに近い種類だそうです。
野生の動物は、寄生虫などが原因で皮膚病などを引き起こすことがあるそうです。
そのためアカハシウシツツキは草食動物にとって、厄介者を取り除いてくれる必要不可欠な存在であるといえるようです。
動物達はじっと身を任せ、食事という名の掃除が終わるのをじっと待っているそうです。
アカハシウシツツキは、大きな指をもつ足で哺乳類の頑丈な皮膚にぶら下がることができ、大型の草食獣に共生して寄ってくる虫やダニを食べるそうです。
また、まれに傷口のかさぶたや肉などを食べる悪さもするそうで、小さな群れで大型哺乳類と一緒に移動するそうです。
アカハシウシツツキは、皮膚だけでなく、歯の隙間にある汚れを食べてくれたり、時には鼻の穴も大掃除をしてくれるようです。
まとめ
共生することで、お互いに利益を得られる関係はすごいことですね。
人もある意味ペットなどと共生しているのかもしれません。
ペットは餌や住環境を人から提供してもらい、人はペットから癒しをもらっている関係。
これって共生ではないかと思います。