動物園ではいつものんびりしていて水浴びをしている姿を見かけるカバですが、野生のカバは実は走るのが速いということをご存知でしょうか?
どのくらい走るのが速いのかを調べてみました。
カバの走る時速はどのくらい?
カバはカバ科カバ属に分類され、サハラ砂漠より以南のアフリカ大陸に生息しているそうです。
体長3.5~4mで体重はオスで1600~3200㎏、メスは1400kgとされていて、陸上動物としてはゾウに次ぐ重さとされているそうです。
昼間は水中で生活し、夜間は陸上に上がり採食を行うそうです。
比重が水よりわずかに大きく体が水に沈むため水底を歩いて移動することができ、平均で1分、最長で5分ほど潜っていることができるそうです。
また、呼吸する際に肺の中に空気をためて大きく膨らませることで浮かぶこともできるそうです。
動物園では、のんびりとしているかばですが、実は野生のカバは凶暴な性格をしているそうで、ライオンやワニ、トラなどの動物にも立ち向かうほどの強さをもっていて、縄張り意識もすごく強いとされています。
カバの足は速い
カバの足の速さは、時速でいうと40㎞以上だと言われています。
これは、陸上選手のウサイン・ボルト選手の記録を軽く超えるほどの速さで走るそうです。
到底、人間の足の速さではかなわないことが分かります。
ただし、時速40㎞ほどで走れるのはほんのわずかで、持久力はなく、長距離は苦手とされているようです。
カバは水中でも移動ができるとされていますが、水中で本気でカバが泳いだ場合、実は時速60㎞もの速度が出ると言われているそうです。
まとめ
動物園では、陸上ではのんびりと寝ていて水中では気持ちよさそうに水浴びをしている姿しか見ていないので、水陸両用であんなに大きな体で陸上でも水中でも足が速いというのは、見た目で判断してはいけないようですね。
でも、やはり持久力がないのは体が大きいからでしょうか。