ヤギュウといわれているヨーロッパバイソンは、かつては多く生息していたようですが、近年になり絶滅危惧種に指定されるまでになったといわれています。
そんな、絶滅危惧種ヨーロッパバイソンの減少理由について今回は調べてみることにしました。
ヨーロッパバイソンとは??
ヨーロッパバイソンは、ウシ科でバイソン属の偶蹄類の動物で、大きな体が特徴だといわれています。
バイソンともいわれていますが、バッファローとも呼ばれていて体長は、およそ200mから300m、体重は600㎏から1500㎏くらいあるともいわれています。
大きく後ろにカールするような角が特徴で、短めの毛が顏や上体を包んでいて見た目は少しイカツイ印象を与えるようですね。
ヨーロッパバイソンの生息地
ヨーロッパバイソンは、古代から20世紀までは東ヨーロッパからロシアの地域にかけて広く生息していたといわれています。
森林やステップと呼ばれる草原地帯を中心に生息しており、木の実、種子、果物、木の皮や葉っぱなどの植物性のものを好んで食べるといわれています。
大きな体なのに植物性のものを食べるのは意外ですよね。
ヨーロッパバイソンが絶滅危惧種になった理由
古代から20世紀になるまで、ヨーロッパバイソンは人々と共存していたようですが絶滅危惧種と指定されるようになってしまいます。
ヨーロッパバイソンは、家畜として飼育されていたほか、野生でも多く生息していたといわれています。
細く長い角は装飾品や調度品の一部に使われたり、短く毛並みの揃った毛は毛皮として売ると高く売れたといわれています。
また、ヨーロッパバイソンの肉は貴重なタンパク源としても重宝されていたことから食用として狩猟されていたのです。
そのため、どんどん捕獲され頭数は徐々に減り始めていたといわれています。
ヨーロッパバイソンが絶滅危惧種になってしまった最も大きな理由は、第一次世界大戦だと言われており、当時の食糧難を補うためヨーロッパバイソンの捕獲がさらに進むことになり、1920年代に入るころには既に、絶滅危惧種になっていったといわれています。
その後、1950年代に入りようやく、ヨーロッパバイソンの保護対策がされるようになり何度も失敗が繰り返されながらも少しづつ繁殖し、数が増えてくるようになってきたようです。
まとめ
絶滅危惧種ヨーロッパバイソンの減少の理由についてというテーマでお届けしましたがいかがでしたでしょうか?
ヨーロッパバイソンの絶滅理由は狩猟過多だったんですね。
特に、第一次世界大戦中の食糧難がヨーロッパバイソンを絶滅危惧種にしてしまったということなんですね。
人々と共存してきたヨーロッパバイソンですが、人々によって絶滅に追いやられてしまったということだったようです。