トラにはいろいろと種類がいますが、野生のトラの半数はベンガルトラだと言われています。
ベンガルトラはインドやネパールの森林に多く生息する、トラの中でも2番目に大きな種類のトラです。
このベンガルトラの寿命はどれくらいなのでしょうか?
調べてみたのでご紹介します。
ベンガルトラの平均寿命は?
野生下でのベンガルトラの寿命は、長いものだと15年程度と言われているようですが、平均すると8~10年ほどと考えられているそうです。
保護区などのトラにとって生活環境の良い場所だと、26年以上生きることもあるようです。
また、飼育されているベンガルトラの寿命は16~18年程度と言われているそうです。
動物園などでよく見るホワイトタイガーも、ベンガルトラの白変種なので、寿命は普通のベンガルトラと同じになるようです。
ベンガルトラが長生きするには広い土地が必要?
ベンガルトラはインドなどでは保護区が作られ、最近ではその数を増やしてきているようです。
ですが、ベンガルトラはとても広い縄張りを持つトラで、環境などより異なりますが、縄張りの広さはオスで約90平方キロ、メスで20~25平方キロと言われているそうです。
普段は糞や尿を撒いて自分の縄張りを主張し、トラ同士の無駄な衝突を避けています。
ですが、トラの生息数が増えると、保護区の中で縄張り争いが起き、この縄張り争いの際に命を落としてしまうトラも多くいるようです。
また、保護区の中に縄張りを持つことができず、保護区を出てしまい、密猟者に襲われてしまったり、人間との衝突が起きてしまう事もあるそうです。
トラの寿命を延ばし、トラの生息数を増やすためには、今の保護区では面積が足りないのが現状のようです。
まとめ
いかがでしたか?
ここではベンガルトラの寿命についてご紹介しました。
ベンガルトラの寿命は野生下で8~10年、飼育下では16~18年と2倍ほどの差があるようです。
やはり飼育下では他のトラとの衝突もなく、寿命も長くなるようですね。