野生のカバは陸上を走るとき速いのは知っているかたもいるかもしれませんが、実は水中を走るのも早いのはご存知でしょうか?
動物園では、水浴びをしている姿しか見ていませんが、実際にはどのくらいの速さで走るのかを調べてみました。
カバは水中を走る
カバは大きな体からは想像できないほど陸上では速く、時速40㎞以上だとと言われています。
昼間は水中で生活していますが、夜間は陸上に上がり採食を行っているそうです。
陸上での行動範囲は水場から3㎞だそうですが、水場と採食場の途中に泥浴びを行える場所があればさらに拡大し、水場から最大で10㎞離れた場所で採食を行うこともあるそうです。
水より比重が大きいため、水底を歩くことができるそうです。
また、呼吸の際に肺を大きく膨らませて空気をいれることで浮かぶこともできるそうです。
実は水中では泳いでるのではなく、後肢を後方へ伸ばし前肢だけで水底を移動しているそうです。
素早く水中を移動するときは後肢を用いることもあり、潜水時間は平均で1分、最長でも5分ほどだそうです。
水中で泳ぐ速さ
陸上での速さもすごいですが、カバは水中で走るのも早いと言われています。
水中で本気でカバが泳いだ場合、実は時速60㎞もの速度が出ると言われているそうです。
これは陸上で走るよりも速いですね。
水中で襲われてしまったら人が泳いで逃げても逃げ切るのは難しく、ボートなどで逃げても追いつかれることがあるそうです。
これは、カバは泳いで移動しているというよりは水底をけりながら進んでいるのだと言われているそうです。
カバは縄張り意識の高い動物とされているそうですが、水中のなかでカバの縄張りに入ってしまったら、逃げ切るのは難しいのかもしれません。
まとめ
陸上では、ウサイン・ボルトよりも速いとされているカバですが、水中ではもっと速いのは驚きです。
動物園などで見かけるカバからは想像もできませんね。