カバは優しい外見に反して、とても凶暴な生き物として有名です。
そんなカバが他の動物を助ける習性があると言われています。
今回はその真相を調べてみたいと思います。
カバが他の動物を助ける?!
ヌーやシマウマなどの動物が水を飲みにきた川でワニに襲われ、ヌーやシマウマは逃げようと必死で抵抗しますが、相手はワニです。
足をつかまれてズルズルと川に引き込まれそうになってもなお、ヌーやシマウマは必死に抵抗をします。
どちらかが力尽きるまで続くのでしょう。
これが自然界ということなのでしょうか。
ヌーやシマウマが力尽きそうになったとき、現れたのがカバです。
カバはワニに向かって蹴散らかそうとします。
ワニもせっかく捕まえた獲物を離すまいと必死に抵抗します。
しかし、カバのほうが力的には上で、ワニは諦めてしてしまいます。
そのあともカバは威嚇を続けワニは撤退してしまいます。
本当のところはどうなのでしょう。
このようなケースは少なくはないようですが、未だにどういう理由なのかは解明されていないようです。
しかし、カバは縄張り意識が強い動物であるとされています。
相手がどんな動物であろうと自分の縄張りに入ってくるものは容赦しなく威嚇・攻撃をすると言われています。
その行動がこのような習性として現れたのではないかということも言われているそうです。
カバは陸上でも水中でも縄張りがあるとされているため、この場合ヌーやシマウマ、ワニ対して威嚇・攻撃したのではないかということも考えられるのではないでしょうか。
まとめ
カバの性質や生態から、人から見るとカバが他の動物を助けたように見えるということが感動を呼ぶのではないでしょうか。
カバ以外の動物でも他の動物を助けることがあるそうですが、人間が他の動物を助けるときの感情と同じかは判りません。
カバにとっては縄張りを荒らされるということは、生活環境を脅かされていることと同じことになるため、必死なのかもしれません。