ホッキョクグマは「シロクマ」とも呼ばれ、白くてふわふわした毛が特徴の動物です。

シロクマとも呼ばれているくらいなので、白いイメージがあるのですが、実はホッキョクグマの地肌の色は黒いそうなのです。

ビックリですね。何故、黒いのでしょう。

ホッキョクグマの地肌の色は黒い!

ホッキョクグマ 地肌 色

ホッキョクグマは北極圏のとても寒い地域に生息しています。

ホッキョクグマが極寒の地でも生活ができるのは、ホッキョクグマの体毛に秘密があります。

ホッキョクグマの体毛は、ご存知の通り白い色をしています。

しかし、正確に言うと色ではなく体毛に秘密があります。

ホッキョクグマの体毛を顕微鏡で拡大してみてみると体毛の断面には穴があいているのです。

実はホッキョクグマの体毛には、ストローのように中が空洞になっていて、これこそがホッキョクグマを寒さから守っている秘密なのです。

この特殊な体毛は断熱効果や保温効果があるのです。

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また、この体毛は白く見えますが実は透明で、ホッキョクグマの地肌の色は黒いのです。

それも、ホッキョクグマが寒さを耐えるための秘密なのです。

ホッキョクグマの地肌が黒い理由には、太陽の光を吸収しやすくするためなのです。

極寒の地でも耐えられるように太陽の熱を吸収しやすいように黒い地肌なのです。

また、体毛が透明な理由は、太陽の光を通しやすいので、地肌に熱を与えやすいからなのです。

ホッキョクグマが白く見えるのは、透明な体毛を通った太陽光が黒い地肌で反射されて、太陽光と反射光が体毛の中で乱反射することで白く見えるそうです。

そして白銀の世界で生きるホッキョクグマの保護色としても役立っています。

黒い地肌も透明な体毛も、見た目では全くわかりませんが、とても機能的なのです。

だからこそホッキョクグマは極寒の地で生きていくことが出来るのですね。

20180825 小さい熊と大きい熊 #旭山動物園 #シロクマ #polarbear #ホッキョクグマ

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まとめ

ホッキョクグマの地肌は熱を持つために黒い色をしていて、体毛は透明で太陽の光を地肌に伝えやすくし且つ特殊な構造は熱を閉じ込めるという役割を持っていることがわかりました。

白く見えるホッキョクグマは実は黒いという事実にとても驚きました。

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