アホウドリはその変わった名前から、バカにされたり笑われたり、名前のせいであまりよい印象を持っていない人も多いかもしれません。

では実際に姿を見た事がある方はどのくらいいるのでしょう?

アホウドリはいったいどんな大きさで、どんなルックスをしているのでしょうか?

知りたいですよね。

アホウドリは北半球に生息する海鳥の中で、最大サイズを誇る渡り鳥なのですよ。

では彼らについて、もう少し詳しくご紹介していきたいと思います。

アホウドリの大きさって?

アホウドリ 大きさ 特徴

まずは外見についてご説明します。

アホウドリは全体的に白く、くちばしは薄ピンク色、また羽根部分の大半は黒味がかった色をしています。

若鳥と成鳥でも色合いが結構異なるようですよ。

分類上はアホウドリ属で、上でも触れましたがかなり大きいです。

その全長は約84-100cm、体重は3.3-5.3kgほどにもなります。

海鳥としては特大で、こんな大きさの鳥が海に浮かんでいる姿を想像しようとしても、ちょっとイメージがわきづらいですね。

さらに翼を広げると両翼の間の幅はなんと、190-200㎝ほどにもなるのだそうですよ。

この貫禄のあるサイズ感に、阿呆鳥なんかと馬鹿にしていたことがちょっと申し訳なくなりますね。

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アホウドリの特徴って?

アホウドリの特徴は巨大な身体だけではありません。

それに加えて飛ぶのに非常に適した長くて大きな翼を持っています。

このつばさで海上の風を上手に利用して、ほとんど羽ばたくことなく優雅に飛び続けることができるのです。

羽ばたきもせずに飛び続けられるとは、ほんとにお見事です。

またその飛行速度も非常に早く、だいたい時速70-80kmにもなるそうですよ。

風が強い場所ではかなり高速で飛んでいるようです。

一方、大空で役に立つ大きな翼は、地上ではちょっと大変そうです。

翼が重いために陸上での歩行はバランスが悪く、とても不器用にヒョコヒョコと歩きます

また一度陸に上がると、次にまた飛び上がるためには助走をしないと浮上できないのだそうです…。

飛ぶことにかなり特化した体つきをしていると言えるでしょう。

そんな彼らの顔はちょっと愛嬌があります。

おじいちゃんにも見えること、また狩りが上手くないことで、別名「信天翁」とも呼ばれますが、その意味は一日中同じ場所で魚が来るのを待っているおじいちゃん、なんだそうです。

まとめ

アホウドリの大きさとその特徴についてご紹介しました。

名前からは想像もつかない位、大空では雄大で美しい存在だったのですね。

今日からはアホウドリを見る目が変わるかもしれません。

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