世界中の動物園で人気のチンパンジーは、いつ訪れても愛嬌たっぷりの姿を見せてくれます。
現在の動物園では、展示方法を来園者の安全を確保しつつ、チンパンジーがより近くで会うことができる様に工夫している様です。
日本では、どこの動物園でチンパンジーに会えるのでしょう。
調べてみます。
チンパンジーに会える日本の動物園
チンパンジーに会える動物園の一例
・北海道
旭川市:旭川市旭山動物園
釧路市:釧路動物園
札幌市:円山動物園
・東北地方
秋田県:大森山動物園
宮城県;八木山動物公園(セルコホーム ズーパラダイス八木山)
・関東地方
茨城県:日立市かみね動物園
東京都:多摩動物公園
千葉県:千葉市動物公園
神奈川県:よこはま動物園ズーラシア
神奈川県:野毛山動物園
栃木県:宇都宮動物園
・中部地方
石川県:いしかわ動物園
静岡県:伊豆シャボテン公園
愛知県:日本モンキーセンター
愛知県:京都大学霊長類研究所
・近畿地方
和歌山県:アドベンチャーワールド
大阪府:天王寺動物園
京都府:京都市動物園
・中国、四国地方
岡山県:池田動物園
愛媛県:愛媛県立とべ動物園
高知県:高知県立のいち動物園
徳島県:とくしま動物園(北島建設の森)
・九州、沖縄地方
福岡県:福岡市動物園
福岡県:日本平動物園
宮崎県:フェニックス自然動物園
熊本県:京都大学野生動物研究センター
沖縄県:沖縄こどもの国
国内で飼育されるチンパンジーは、すべて登録をしなければならない様です。
以前は、52施設340頭だった様ですが、現在では、49施設316頭に減っているということです。
チンパンジーの飼育の割合は、1頭飼育の施設もあれば、50頭ほどの多頭飼育の施設もある様です。
世界のチンパンジー事情
世界には個人経営から国立まで、それはたくさんの動物園があります。
その中でも、チンパンジーを飼育している動物園が本当に少ないことに驚かされます。
世界では、チンパンジーの飼育は控えめになってきている様です。
国家間でチンパンジーの貸し借りをしながら繁殖を試みることも、現在では当たり前の様です。
日本からも、何頭か期限付きで貸し出されたり、先方の動物園にお嫁(お婿)に行ったり、またその逆もあったり、世界規模で繁殖に努めている様です。
まとめ
調べてみて分かったことは、今まで思っていたことが間違っていたということでした。
「チンパンジーなんて、各地域(都道府県)の動物園には、必ずいる!」と思っていたからです。
それほど身近な動物だったのですが、実はチンパンジーも絶滅危惧種に指定されていて、海外から輸入することがほとんどできず、国内(動物園)で繁殖させなければ、いなくなってしまう貴重な種類となっていました。
これは海外でも同じで、聞き覚えのある有名な動物園ですら、チンパンジーがいないことに驚きました。
チンパンジーに会いたいと思ったら、「動物園」だけではなく、チンパンジーの繁殖を目的とした「研究所(サンクチュアリー)」でも会えると分かりました。