一般に類人猿と呼ばれる動物には、チンパンジー、ボノボ、オランウータン、ゴリラがいますが、遺伝的にチンパンジーが一番人間に近いと言われています。

チンパンジーはアフリカの森の中に住んでいますが、日本には野生のチンパンジーはいるのでしょうか?

今回は、日本には野生のチンパンジーが生息しているのか、について紹介します。

野生のチンパンジーは日本にいるのでしょうか?

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チンパンジーって元々どこにいるの?

チンパンジーの元々の生息地はアフリカの暖かい森の中です。

但し、チンパンジーは他の類人猿とは違って、森の中だけではなく他の場所でも生活します。

この特徴が進化に大きくかかわってきたと言えます。

ですから、ひょっとしたら日本でも生息できるのでは、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それは残念ながらできないのです。

野生のチンパンジーが生息している国はタンザニアやコンゴ共和国といったところです。

日本とは環境が違いすぎます。

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もし、日本に野生にチンパンジーがいたらどうなる?

それでは、もし日本に野生のチンパンジーがいたら、どうなってしまうでしょう。

チンパンジーは大人になると感情をコントロールできなくなることが多いです。

おそらく、畑は荒らされる、人を襲うなどの好き勝手をしてしまうのではないでしょうか。

動物園でも檻の中から、大人のチンパンジーに糞や石を投げられて怖い目にあわされた方は多いでしょう。

そんな目にあったら、チンパンジーを嫌いになりそうですね。

又、仮に動物園からチンパンジーが逃げ出したとして、そのまま森の中に逃げ込んだとしてもおそらく日本では生きていけません。

冬を越すことができないからです。

又、チンパンジーは群れで行動をするため、もし1頭だけ逃げたとしても生活はしていけないと考えられます。

まとめ

日本では生きいけないので野生のチンパンジーはいません。

又、アフリカの野生のチンパンジーは絶滅の危機に瀕しています。

100年前は200万頭いたといわれていましたが、現在はその10分の1の20万頭まで激減しています。

原因は密漁や、伝染病、森林破壊などで、ほぼ人間がチンパンジーを追いつめています。

チンパンジーが絶滅すると、我々人間もただではすみません。

種の絶滅だけは絶対に避けなければなりません。

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