チンパンジーと人間の祖先は同じです。
一説では、人間とチンパンジーのDNAは98~99%まで一致しているそうです。(異論もあります。)
そんな人間の親戚ともいえるチンパンジーですが、赤ちゃんの時はどれくらいの大きさや体重なのか、ご存じですか?
今回は、チンパンジーの赤ちゃんの大きさや体重について紹介します。
チンパンジーの赤ちゃんの大きさって?どれくらい?
チンパンジーの赤ちゃんは、生まれたての時身長30cm、体重が1.5k~2k位で、人間と変わりません。
14日前後で首がすわり、子供は母親の背中や腹にはりつくようにして移動します。
1年半くらいで離乳しますが、断乳するには、5年位かかります。
しばらくは親子の密着度は高い状態が続くようです。
人間よりも長いですね。
チンパンジーの赤ちゃんの特徴は?
人間の赤ちゃんは夜泣きなどをしてお母さんを困らせることがよくありますが、チンパンジーの赤ちゃんはいつもおかあさんと一緒にいるので、お腹がすけば自分で動いておっぱいを吸えるので、泣いたりする事はほとんどありません。
チンパンジーの赤ちゃんは、母親の毛をしっかり握りながら外の世界を興味深く観察しているようです。
1歳になると、母親から離れて友達や面倒見のいいおばさんの近くに行って遊んだりします。
但し、なにかあるとすぐに母親のところに戻ってきます。
母親の方も子供チンパンジーをいつも気にかけていて、離れていても注意深くよく見ているようです。
赤ちゃんチンパンジーは5歳くらいで、母親から離れて喧嘩をしたり、親の方も子供の喧嘩には関わらなくなってきます。
そしてこの頃、母親は授乳を拒否し始めます。
いよいよ、親離れ、子離れの始まりです。
さらに成長すると互いに別の行動をとり始めることが多い様です。
野生のチンパンジーの場合でも大体は同じような行程をたどるようですが、子供が5歳くらいになると弟や妹がうまれる場合が多いので、より親からの独立が促進されるようです。
まとめ
チンパンジーの赤ちゃん、生まれた時は人間とほとんど変わらないのですね。
人間のお母さんは家事や仕事があるので、いつも赤ちゃんと一緒にはいられないので、チンパンジーの赤ちゃんよりストレスがあるかもしれませんね。
ところで、野生のチンパンジーが今、絶滅の危機にあると言う事はご存じでしたか?
可愛い赤ちゃんをいつまでも見続けるためにも、私達はチンパンジーを守らなければなりませんね。