ウバザメは世界でもトップクラスの体の大きさを誇るサメの仲間のようですが、大きさ以外にもかなり特徴のある姿をしているようです。
そんなウバザメの特徴、大きさなどについて調べてみました。
ウバザメの大きさはどのくらい?
ウバザメはサメの中では、世界で2番目の大きさを誇るサメの仲間だと言われています。
一般的なウバザメのサイズは3~8メートル程度とされています。
過去に測定された最大のウバザメは全長が12メートル以上、重さは16トン以上もあったと言われています。
しかし、現在では過去の乱獲によって、10メートル以上になるウバザメの個体数は非常に少なくなったと言われており、また、ウバザメ自体が見つかることも珍しいとされています。
ウバザメの珍しい特徴とは?
大きさ以外にもウバザメには珍しい特徴があるようです。
一つ目はエラのサイズです。
他のサメはエラの長さが大体、体の半分くらいの位置からお腹にかけて鰓裂(さいれつ)と呼ばれるスリットが入っているようですが、ウバザメの鰓裂は背中の辺りからお腹まであり、体をエラが一周しているような状態になっていると言われています。
このエラで、主食となるプランクトンを捕らえるため、進化の過程で段々と大きくなっていったと考えられているようです。
もうひとつの大きな特徴は口のサイズだと言えるでしょう。
プランクトンを大量に摂取するため、口を大きく開き、大量の海水を取り込むことができるように口のサイズが他のサメと比べてかなり大きくなっているようです。
1時間でおよそ2000リットルもの海水を飲み込んでいると言われています。
その他の特徴として、とても大人しいことや、泳ぐ速度が非常に遅いことなどが挙げられるようです。
その為、簡単に捕獲することが出来るため乱獲が相次ぎ、現在では保護動物として指定されているようです。
まとめ
ウバザメは8メートル以上の大きなサメであることや、エラや口の大きさなどが規格外に大きいなどの特徴があることがわかりました。
現在では、個体数も減っており、珍しいサメのようです。
もし水族館などで見かけたら、その特徴的な姿を是非堪能してみてください。