絶滅危惧種といわれているホクリクサンショウウオ。
ホクリクサンショウウオは、いつどのような場所で産卵するのでしょうか。
今回お届けするのは、ホクリクサンショウウオの繁殖期。
産卵の時期や場所は!?というテーマです。
ホクリクサンショウウオの産卵について
ホクリクサンショウウオの繁殖期は、2月くらいから8月くらいだといわれており、雪が解け出し芽吹いてくる頃から始まるといわれています。
ホクリクサンショウウオ繁殖の回数は年に1度きりだといわれており、繁殖の時期になると、落ち葉や枝などの堆積物が溜まった辺りの湿地帯や水たまり、側溝などに集まり繁殖準備を行うといわれています。
また、繁殖期になるとオスの縄張り意識が高くなり、安全で心地よい繁殖場所をいち早く確保しようとするようです。
そして、メスにアピールし交配が成功するとメスのお腹に新しい生命が宿りはじめるといわれています。
ホクリクサンショウウオの卵について
ホクリクサンショウウオのメスは抱卵すると産卵場所を探すといわれ、水中の石の裏や、岩陰、落ち葉や木の幹の下など、天敵や大人のホクリクサンショウウオに食卵されないようにわかりにくい場所を探すんです。
ホクリクサンショウウオの卵や幼生にせっかく生まれてきても大人になるまでに天敵の餌食になったり、きちんと孵化しなかったりすることが多いといわれているんです。
ホクリクサンショウウオのメスは産卵方法は、卵を何個も産むのではなく、一度に一対の卵嚢を産むといわれています。
卵嚢は、袋状になっていてその中に、およそ30個から70個ほどの卵が入っているといわれているんです。
卵嚢は透明なヒモのようなものが螺旋状になっているようです。
孵化までは、およそ1ヵ月から2ヵ月後に小さなホクリクサンショウウオの赤ちゃんが生まれるといわれてます。
幼生として水中での生活が始まるといわれているんです。
まとめ
ホクリクサンショウウオの繁殖期。
産卵の時期や場所は!?についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ホクリクサンショウウオは、春先から夏にかけて繁殖期に入り一対の卵嚢を産むという産卵方法なんだということがわかりました。