ご自宅のチンチラの耳が垂れていたことはありませんか?
チンチラの耳が垂れている様子は可愛いのですが、デリケートな生き物ですから、もしかしたら病気ではないかと心配になりますよね。
今回はチンチラの耳が垂れる原因と意味についてまとめさせて頂きたいと思います。
チンチラの耳が垂れていたら
チンチラの耳が垂れてしまう原因は2つあります。
まず1つ目は、寒さによるものです。
チンチラは寒くなると、体温を保つために、片方の耳だけ閉じて体の熱を逃さないようにします。
この行動はチンチラの防寒対策ですので病気の心配はありません。
なんでも片方の耳で暖をとって、もう片方の耳で周りの音を判断しているみたいです。
野生で生きていた頃の名残ですね。
ちなみにチンチラはもともと標高400メートルから1650メートルの地域に住む生き物なので、寒さにはある程度強いです。
また、チンチラの適温は18度から23度ほどなので、真冬以外の季節は大丈夫そうですね。
気温が低すぎる日など、もしあまりにも寒そうにしていたら室温の調整をしてあげましょう。
また湿度が高すぎると菌が繁殖してしまう危険もあるので注意が必要です。
原因2つめは、ただの生理現象によるものです。
チンチラは起きたばかりだとぐったりしていて力が入らないのか、耳が垂れてしまうことがあります。
これは起きてだんだんと目が覚めていくうちに、勝手に治るものなので気にしなくても問題ありません。
以上原因は主に2つですが、どちらも病気の心配はありません。
まとめ
今回はチンチラの耳が垂れてしまうことについてまとめさせていただきました。
一見元気がなさそうに見えるので病気だと思われがちですが、これはチンチラの生態に関するものでした。
チンチラは耳を片方ずつ動かしたり、上下に振るわせたり、耳を自由に使えるので病気の症状ではないかと心配になりますよね。
耳が垂れてしまう症状は病気の心配はありませんので安心してください。
ただし、チンチラの耳が病気にかかりやすいことには変わりありませんので他に異常が見られたら早めにケアをしてあげましょう。