まるで着ぐるみのようだといわれることがあるマレーグマ。
ユニークな顏に小さな体のマレーグマですが、いったいマレーグマってどんなクマなんでしょう。
今回はマレーグマってどんなクマ!?特徴や生態をご紹介!というテーマでお届けしたいと思います。
マレーグマの特徴
マレーグマは、ワシントン条約で保護されているクマで、絶滅危惧種のおそれがあるといわれています。
マレーグマは、クマの中でも最小の大きさだといわれ、体長はおよそ120から150㎝前後で、体重は25kgから65kgくらいだといわれています。
犬くらいの大きさだということから、dog bearとの別名があるともいわれているんです。
マレーグマの名前は地域によりいろんな意味合いがあるようです。
マレー半島周辺に生息していることからマレーグマと呼ばれていたり、お腹のあたりに白っぽい黄色の三日月型の模様があり、それが太陽が沈むときのようだということから、sun bear(太陽のクマ)とも呼ばれているんです。
また、マレーシア語では、高い木の上で座っているという意味からbasindo nan tenggil、インドネシア語では、(蜂蜜クマ)という意味からBeruang Maduとも呼ばれているようです。
マレーグマには、長い舌があるのも特徴のひとつで、長さはおよそ25cmほどだといわれています。
長い舌で離れたところの小さな昆虫などを食べたり、蜂蜜をペロリと平らげたりする姿が想像できますよね。
また、マレーグマの手足には5本の指があり、曲がった鋭い爪があるといわれています。
マレーグマの生態
マレーグマは、森林などに生息しており、昼間は低い木の上でのんびり休んでいますが、夜になると活動しはじめる夜行性のクマなんです。
そして意外にも凶暴で、天敵には鋭い爪で攻撃するみたいですね。
マレーグマは、特に決まった繁殖期はなくいつでも繁殖可能だといわれています。
繁殖形態は、胎生で雌のお胎で100日ほどかけて成長したのち生まれるようです。
一度の出産で産む赤ちゃんの数は1匹から2匹くらいだといわれています。
マレーグマは昆虫から爬虫類、鳥類、小さな哺乳類に加えて、植物も食べる雑食性のようです。
まとめ
いかがでしたか?
マレーグマの特徴や生態についてご紹介しました。
マレーグマは、小さく可愛いだけでなくいろんな特徴を持っているんですね。
そして、凶暴なところもあるようで、やはり小さくてもクマなんですね。