クロマグロはどのような漁業が行われているのでしょうか。

一本釣りや巻き網や定置網や延縄などで主に漁獲されています。

そしてクロマグロは日本全体では約4007トンの漁獲量がもともと指定されています。

その中でも九州は1000トン、北海道は500トンといった具合にブロックごとに分かれているのです。

それぞれのエリア内で上限に近づくと、各漁業者に漁獲に自粛を促すような警告が出されます。

けれど、警告が出されたら「早く今のうちに獲らなければ!」という意識が動いて、各漁獲業は逆にたくさん獲ってしまい、すぐに規制量を突破しているみたいです。

さらに漁獲量は増え続け、規制をはるかに突破し続けることは分かっております。

そこで、クロマグロの漁獲量の規制というものは現在はあるのでしょうか?

クロマグロの漁獲量の規制は??

クロマグロ 漁獲量 規制

太平洋クロマグロは十分な規制がままならないまま、乱獲が進行してしまっていました。

漁獲割当漁を半減させるなどの自主規制の方針を示したが、規制は見送られていました。

そして実際に市場を流通しているクロマグロの量を見ると、無報告漁獲が3万トンの漁獲枠のところ6万トンも漁獲していたのです。驚きです。

ですが、2010年に不正漁獲ができない仕組みを導入したのです。

漁獲証明書を港で調べて、内容に疑義があるマグロの輸入を一切許可しない、国際取引の情報をトレースする仕組みが始まりました。

これを行った結果、6万トンあった漁獲量を1万トンまで削減することに成功して、資源の回復につながったのです。

この、実効性のある規制で漁獲枠を削減したおかげで、資源回復の安全を見ながら2020年まで段階的に漁獲枠を増やしているみたいです。

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まとめ

今までの厳しい漁獲枠の規制のおかげで実を結び、クロマグロは順調に回復しているみたいで良かったです。

2020年には今よりも12000トンも漁獲が増えるそうです。

それによって、価格も大幅に値下げする可能性が見られますね。

それについては消費者にとっては嬉しいことだが、生産者にとっては少しばかり厳しくなりそうですね。

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