皆さんは動物園などでオオワシを実際に見たことがありますか?

オオワシは日本で一番大きいワシと言われています。

流氷と一緒に日本に冬鳥としてやってきて、主に北海道で冬を過ごします。

その為か私の住む北海道の動物園では、オオワシは必ず見かけますので非常に馴染み深いのです。

オオワシの寿命についてどれ位長く生きる事が出来るのか疑問に思いませんか?

調べてみましたので宜しければ読んでみて下さい。

オオワシの寿命はどの位?

オオワシ 寿命

オオワシの寿命は20~25年位と言われていますが、実際の詳しい事はわかっていないようです。

私が住む北海道札幌市の円山動物園では、オオワシが2002年に推定52歳で息を引き取りました。

動物園では51年間も飼育したのです。

寿命以外でオオワシが亡くなる原因として、人間による自然環境の破壊があります。

1つ目はオオワシの鉛中毒と言われています。

エゾシカが増えて農業被害が出始めてから、エゾシカの狩猟が行われるようになりましたが、ハンターが後片付けをせずに鉛弾を残したエゾシカの肉片を放置して、オオワシがその肉片を食べてしまい鉛中毒になってしまうのです。

2つ目はオオワシの事故です。

感電事故や交通事故、列車の衝突事故などに遭ってしまって亡くなってしまうようです。

3つ目はオオワシの餌の不足です。

河川や湖沼、海岸の開発によって、魚など自然の餌が不足してしまいました。

その為オオワシは人間が用意した餌に段々と依存していきました。

4つ目は人間による森林の伐採で、オオワシのねぐら林や休む場所が無くなってしまいました。

その為、オオワシの数は減少し、今では絶滅危惧種と言われています。

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まとめ

このまま人間の環境の破壊が続けば、絶滅危惧種のオオワシは今後地球からいなくなってしまうのでしょうか。

私達が生活をより豊かに追及すればするほど環境破壊が進み、野生の動物達は自然から追いやられてしまうのですね。

オオワシの生育環境をもう一度見直すためには、私達一人一人が限りある資源を有効に活用し、今すぐにでも環境破壊に歯止めをかけなければならないと思いました。

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