皆さんはトナカイという動物をご存知でしょうか。
クリスマスシーズンにサンタクロースのソリを引いているイメージが強く、現実には存在しないと思っている人も多いようです。
しかし、トナカイは現実に存在するシカの仲間に分類される動物です。
トナカイの毛皮や角などは人間にとっても有用な材料として利用されています。
毛皮は衣類などに、角は漢方薬の素材などに使用されており、精力回復などの効果があります。
またトナカイの肉は食べることができ、北ヨーロッパの国々では、高級食材として愛されています。
さてこのトナカイですが、地球上のどのあたりの地域に生息しているのでしょうか。
日本にも生息しているのでしょうか。
今回はトナカイの生息地域や、日本で生息しているかについてまとめてみたいと思います。
日本で野生のトナカイは見られる?
トナカイの生息地は北極圏の周辺になります。
カナダやグリーンランド、ロシアのシベリア地方、アメリカのアラスカなどの雪国に生息しています。
トナカイの大きく立派な角は、この雪を掘って、エサなどを探すというのが主な役割のようです。
人の手によって家畜化されているトナカイもおり、乳用や荷運びなどに利用されています。
もうおおよそ予想がついていると思いますが、日本に野生のトナカイは生息していません。
ですので、日本でトナカイを見るためには、動物園や牧場に行き、人の手によって育てられている個体を見るしかありません。
トナカイの生息地が北極圏だということもあり、トナカイのいる動物園や牧場は寒い地方に多いです。
ですので、北海道などはトナカイを飼育している動物園や牧場も多くあります。
首都圏でも、数は少ないですが、トナカイを見ることのできる動物園はあり、多摩公園などが例に挙げられます。
まとめ
今回は主にトナカイの生息地域についてまとめてみました。
残念ながら日本には野生のトナカイは存在しません。
野生のトナカイは見ることができませんが、動物園などで人間に飼われている個体ならば見ることができます。
北海道だけでなく、本州にもトナカイのいる動物園はありますので、どうしてもトナカイを見てみたいという人は調べてみてください。