セマルハコガメは中国南部や沖縄の西表島など、暖かい地域に生息しているカメの仲間とされています。
高温多湿の環境には慣れているようですが、乾燥していたり、低温状態が長く続いてしまうと、弱ってしまうことがあるようです。
セマルハコガメを飼育する場合には、特に気温について注意する必要があるとされています。
セマルハコガメを飼育する時の適切な温度とは?
セマルハコガメの飼育環境は、気温を20~25度にすることが大事だとされています。
飼育設備の温度が下がりすぎないように、ペット用ヒーターなどを用意するようにすると良いでしょう。
また、床材にヤシガラなどを用意してあげると、セマルハコガメが自分でヤシガラに潜って体温調整をするようです。
陸生のカメですが、乾燥が苦手とされており、床材を霧吹きなどで湿らせてあげると良いとされています。
気温が15度を下回るような日が続くと、エサの食いつきが悪くなったり、ゲージの隅っこで動かなくなることがあるようです。
このような場合、寒さによって内蔵が弱っている場合あるようなので、果物や柔らかいカメ用の配合飼料などを少しずつ与えて、体力を回復させてあげると良いようです。
暑すぎても弱ってしまうことがある!?
セマルハコガメは亜熱帯生まれですが、暑すぎても弱ってしまうと言われています。
気温が30度を超えてしまうような暑さの場合、エアコンなどで気温を調整してあげると良いでしょう。
また、水場を用意してあげることで、セマルハコガメが水につかって体温調整ができるとされています。
暑い日が続くと、ゲージの隅っこや床材の中に潜り込んで動かなくなってしまうことがあるようです。
これは夏眠と言って、冬眠と同じように、暑さによってエネルギー消費が激しい場合に行う休息行動だと言われています。
まとめ
セマルハコガメの飼育環境は20~25度にすると良いようです。
また、乾燥を嫌うとされており、適度に湿度を保つ必要があるようです。
暑すぎる場合でも弱ってしまうため、酷暑が続くような場合はエアコンなどで調整してあげるようにしましょう。