セマルハコガメは箱のように、完全に手と足と頭を隠せる、珍しいカメの仲間だとされています。
中国南部、日本の暖かい地域だけに生息していると言われています。
現在、自然のセマルハコガメについては絶滅危惧種として認定されているようです。
ブリーダーの方が繁殖した個体については購入・飼育が出来るようですが、いくつかの注意点が必要だと言われています。
特に注意が必要だと言われている冬眠の方法について調べてみました。
セマルハコガメの飼育では冬眠させることが最重要!?
自然界において、多くのハコガメの仲間は冬眠をしないと言われています。
その理由は、ハコガメは亜熱帯などの暖かい地域に生息していることが多く、冬眠してエネルギーを蓄えなければならないほどの寒さになることがない為だと言われています。
セマルハコガメも他のハコガメと同様に自然界では冬眠をしないと言われています。
しかし、飼育する場所が冬を迎えると寒くなってしまう場合など、自然界の環境とは異なる場合、エネルギー消費を抑えてあげる必要があるため、他のカメと同じように冬眠をさせる必要があると言われています。
セマルハコガメを冬眠させるために必要なことは?
セマルハコガメを冬眠させる場合、冬眠時の寝床となる土や枯れ葉を用意してあげる必要があるとされています。
屋外でも冬眠すると言われていますが、セマルハコガメは寒さになれる個体が少ないとされており、可能な限り室温が安定する屋内で冬眠する環境を用意してあげるほうが良いでしょう。
冬眠する寝床の気温は10~15度を下回らないようにして、冬眠させる前にはたくさん餌を与えてあげるようにすると良いでしょう。
冬眠慣れしていない個体の場合は、途中で目覚めてしまうことがあるようですが、その場合、ペットヒーターなどで気温を温めてあげれば良いと言われています。
まとめ
セマルハコガメは元々冬眠をしないカメと言われているようです。
しかし飼育する環境によっては冬眠させてあげる必要があり、その場合は土や枯れ葉などを用意してあげる必要がある、ということが分かりました。