セマルハコガメはカメの一種で、個体数の減少によって今では天然記念物に指定されているようです。

危険を感じると他のカメと同じように手足を引っ込めるようですが、セマルハコガメはその上からフタをして完全に隠れてしまう珍しいカメだと言われています。

そんなセマルハコガメの寿命などについて調べてみました。

セマルハコガメの寿命はどのくらい?

セマルハコガメ 寿命

セマルハコガメの寿命は他のカメと同じくらいと言われており、30~50年程度の寿命があると言われています。

カメは代謝が遅く非常にゆっくりと成長していくため、老化のスピードが他の動物に比べて遅いと言われています。

冬には冬眠、夏は暑すぎるときに夏眠することで、消費するエネルギーを抑えていると言われています。

自然界において、箱のように完全に身を固い甲羅に隠せるセマルハコガメは他の動物に狙われることも少ないため、他のカメ類よりも比較的長寿になりやすいようです。

しかし、その珍しい防衛動作が珍しいため、人間による乱獲が行われてしまい、現在では天然記念物として指定されてしまうほど、個体数が減少してしまったと言われています。

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セマルハコガメの特徴

セマルハコガメの特徴としては、手足や顔をひっこめた時に箱のように完全に閉じる生態が有名のようです。

手足を引っ込めた後、腹甲をさらに引き上げて背中とお腹の甲羅がぴったりと閉じると言われています。

また、日本に生息するカメでは珍しく、水中に潜水する事が滅多にない陸生動物だと言われています。

甲羅のカタチは丸みを帯びており、セマルハコガメ(背丸箱亀)という名前の由来にもなっているとされています。

まとめ

セマルハコガメの寿命は30~50年程度、自然界においてはその優れた防御機能によって、他のカメよりも比較的長いという事がわかりました。

天然記念物のセマルハコガメですが、ブリーダーが養殖している個体については購入することができるようです。

気になる方はペットショップなどで情報を収集してみては如何でしょうか。

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