動物園でホッキョクグマの赤ちゃんが生まれるとニュースなどで話題になりますね。

ホッキョクグマの赤ちゃんはとても可愛くてぬいぐるみのようです。

今回はホッキョクグマのお母さんについて調べてみました。

繁殖から出産について、その中でも出産の時期について注目しました。

ホッキョクグマの出産の時期は決まっているというのです。

時期はいつなのでしょうか。

ホッキョクグマの出産の時期はいつ?

ホッキョクグマ 出産 時期

大人のホッキョクグマの体長は210~340センチメートル、体重は400~680キログラムととても大きな体をしています。

ホッキョクグマは普段は単独行動をしていますが、繁殖期である3~6月になると優れた嗅覚でメスを見つけ出すと言われています。

その後、妊娠したホッキョクグマは森や沼地など海から離れた場所で雪や氷を掘って巣穴を作り、そのまま巣穴の中で冬ごもりをします。

そして出産の時期である11月から1月頃に、1~4頭の子熊を出産します。

ホッキョクグマの赤ちゃんは600グラムしかありません。

平均では2頭を出産することが多いそうです。

寒い冬の間巣穴の中で赤ちゃんを育てるのです。

そして春になるとやっと巣穴から出てくるのです。

巣穴の中ではホッキョクグマのお母さんは何も食べません。

この絶食期間については最大で約8か月にも及ぶ場合があるそうです。

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ホッキョクグマは、この冬ごもりの期間を乗り越えるために、春の間にできるだけ多くの脂肪をとる必要があり、積極的に狩りをします。

また、ホッキョクグマのお母さんは子育て中に新たに妊娠をすることはありません。

なので次の妊娠まではかなりの期間を要し、3年くらいはかかると言われています。

日本の動物園でもホッキョクグマの妊娠~出産に成功した動物園があります。

旭山動物園では1974年11月に日本初のホッキョクグマの繁殖に成功しました。

札幌市円山動物園では国内最多の8頭もの飼育に成功しています。

しかし、飼育下における状況でもホッキョクグマの繁殖は難しいとされています。

今現在、ホッキョクグマの繁殖のために動物園同士連携をはかり、全国的に取り組んでいるというのです。

まとめ

ホッキョクグマは冬の間に出産することがわかりました。

またホッキョクグマのお母さんは出産、育児の期間、長い間絶食しているということもわかりました。

ホッキョクグマの出産について知ることが出来て勉強になりました。

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