世界に推定個体数26,000頭と言われているホッキョクグマ。
そんなホッキョクグマが多く生息している国があります。
なんと26,000頭の約60%がカナダに生息しています。
これを聞くだけで日本にホッキョクグマはいるのか!?と疑問に思う方も多いのでは!?
なんと島国の日本にもホッキョクグマは存在しています。
その多くは動物園で飼育されていますが、ホッキョクグマの個体数はここ10年で61頭から45頭に減少しました。
どうやら繁殖計画の推進が上手くいっていないようです。
ホッキョクグマの生育環境は!?
繁殖計画と呼ばれる繁殖プロジェクトでは出産後の生育活動が難色を極め、自然界のホッキョクグマは穴蔵と呼ばれる出産後の産室とも言われる「狭く、暗く、静かな」環境に身を置く為こういった環境を整えることが重要になってきます。
なので繁殖プロジェクトと呼ばれる活動で
①ホッキョクグマの繁殖の可能性を最大限に活かすこと
②遺伝子的多様性を維持した個体数を増やすこと
③繁殖を目指し子離れの必要性を高める
といった3点がホッキョクグマを動物園館で移動させ繁殖を高める活動になっています。
日本にいるホッキョクグマの頭数を教えて!?
国内のホッキョクグマの個体数は、ここ10年で減少しています。
これは先ほども申した生育環境の違いや飼育の下では繁殖確率が低いことが原因と言えます。
こういった傾向から、国内のホッキョクグマの個体数は2011年段階で61頭から45頭へと減りました。
赤ちゃんを育てることにフォーカスがいきがちですが、繁殖行為が行われえることや出産することにもスポットライトをもっと当てるべきだと痛感させられる現状です。
ただホッキョクグマの繁殖の成績を向上させるため、ホッキョクグマを飼育園から移動させ全国的にペアの組み換えを積極的に行う活動が継続されています。
まとめ
国内のホッキョクグマは2011年段階で45頭に減ったことがわかりましたね。
ホッキョクグマの繁殖確率は高くなく、どうやら生育環境だけが問題ではないようです。
それからおよそ7年経っていますから、プロジェクトが上手く進み個体数が激減していないことを祈りましょう。