ホッキョクグマは「シロクマ」と呼ばれていて、白くてふさふさの毛並みととても大きな体つきに迫力があり、日本の動物園でも人気のある動物です。
ホッキョクグマは普段、何を食べて生活しているのでしょうか?
また、エサを食べるためにどうやって海氷で狩りを行うのでしょうか。
今回は、ホッキョクグマのエサと狩り方について調べてみました。
ホッキョクグマのエサは氷の下にある?
野生のホッキョクグマは一年中氷の張った冷たい土地で生活しています。
ホッキョクグマは、同じ冷たい土地で生息しているアザラシを主にエサとしています。
アザラシが海氷に上がって休んでいる時に狩りをする場合、ホッキョクグマはアザラシに気付かれないように気配を消して近づきます。
あたり一面の雪景色に溶け込むのでホッキョクグマの白い毛は役に立ちます。
そうして距離が縮まったところで一気に走って仕留めるのです。
ホッキョクグマは獲物を攻撃するとき、時速55キロもの速さで走ることができるのです。
仕留める時は、強力な顎でアザラシの頭蓋骨を噛み砕くのです。
また、ホッキョクグマは賢い動物で、獲物に気付かれないようにするために3本の足で歩くことがあります。
ホッキョクグマの真っ白な体の中でただ一つ、黒い鼻の部分を1本の足で隠して海氷で完璧に体を隠すのです。
アザラシの他には、鳥の卵やカリブー、トナカイ、亡くなったクジラなどです。
子供のセイウチを食べることもありますが、子供のセイウチは常に大人のセイウチに守られている為ホッキョクグマは命がけで捕食しようとします。
それでも体の大きなセイウチに致命傷を負わされることもあります。
それでもホッキョクグマが危険を冒して捕食するのには、ホッキョクグマの生息する地域にエサとなる動物が少ないことが挙げられます。
常に飢えと戦っている野生のホッキョクグマのエサの狩る方法は命がけなのです。
まとめ
ホッキョクグマは、主にアザラシを食べて生活しているということがわかりました。
生きていくために頭を使って様々な工夫をし、時には命を懸けて狩りをしているということもわかりました。