くりくりとした目をもったエリマキキツネザル、その容姿から動物園でもひと際人気があるサルの一種です。
動物園の檻の中でも飛んだり跳ねたり、元気いっぱいに遊びまわる姿が特徴的です。
また55cmとその大きな体格や、大きな鳴き声を持っているのも特徴的ですね。
そんなエリマキキツネザルですが、実は野生のエリマキキツネザルは1000頭以下にまで減少しており、絶滅危惧種という一面も持っています。
というのも、その可愛らしい容姿や飼育のしやすさから、ペットとして売るために密猟が頻繁に行われるようになってしまったからです。
そんな背景をもっているエリマキキツネザルですが、気になるその性格はどうなんでしょうか?
大きく騒々しい鳴き声から考えると、かなり気性の荒い性格の持ち主なのでしょうか?
今回はそんな気になるエリマキキツネザルの性格について、詳しく説明していきたいと思います。
エリマキキツネザルの性格はとてもフレンドリー
結論からすると、エリマキキツネザルは非常に人懐っこい性格をもっています。
動物園の飼育員の肩に乗って移動したり、時にはかまって欲しさに飼育員の長靴を噛んだりと、その鳴き声や見た目とは裏腹に性格は非常に温厚でフレンドリーです。
一方で神経質な一面も持っています。
何かにびっくりした際には、持ち前の鳴き声を周囲に響かせます。
動物園でエリマキキツネザルを見かけた際には、びっくりさせないようにそっと観賞してあげてください。
エリマキキツネザルを触ると…?
温厚な性格を持つエリマキキツネザルを触れようとするとどう反応するのでしょうか?
触れられることを嫌う動物が多いので、エリマキキツネザルも触れられることを嫌うのでしょうか?
毛並みが気持ちよいエリマキキツネザルですが、実は体を触ってもまったく怒ることはないのです。
むしろ触れ合っているとかまってほしさに背中に飛び乗ってくるくらいで、非常に穏やかな性格の持ち主です。
ただし、動物園で勝手に触れるようなことはしないように注意してください。
まとめ
今回はエリマキキツネザルの性格について紹介してきました。
見た目からは想像がつかないほどに人懐っこく、非常に穏やかな性格の持ち主だったんですね。
動物園で見かけた際には、こちらも優しく見守ってあげましょう。