チーターの鳴き声とはどんなものか、気になりませんか?
チーターは、犬や猫のように日常的に目にする動物でもないので、もしかしたら、その鳴き声を聞いたことがない方もいるかもしれません。
今回は、チーターがどのように鳴くのか、ご紹介します。
猫にそっくりなチーターの鳴き声
チーターは、猫のようなかわいらしい鳴き声をしています。
私も、インターネットの動画を見てはじめて知ったのですが、本当に、「ニャー」と鳴いていました。
その外見から想像していた鳴き声とは程遠いものです。
ネコ科の大型動物の代表格といえば、やはりライオンではないでしょうか。
猛々しく「ガオー」なんて咆哮するシーンを見たことがある方もたくさんいるでしょう。
チーターも、あんなふうに鳴くものとばかり思っていたので、あのかわいい鳴き声は、驚きでした。
チーターの鳴き声は、なぜそんなにかわいいの?
チーターはネコ属に分類されるのですが、ネコ属は舌骨が完全に骨化(軟骨など身体の組織が石灰化し、固い骨になること)しているため、ライオンのような咆哮ができないのです。
ちなみに、ライオンはヒョウ属です。
舌骨とは、舌根の下部にある馬蹄形の小骨のことです。
ピューマやオセロットも、チーターと同じネコ属ですが、彼らも「ニャー」という猫のような鳴き声をしています。
チーターは、なぜあのようなかわいい鳴き方をするのでしょう。
ライオンを引き合いに出して考えてみます。
まず、ライオンが「ガオー」と雄叫びを上げるときは、「ここは俺様の縄張りだー」と主張しているのだそうです。
対してチーターには、「縄張り」という意識はないそうで、彼らが鳴くときは、近くにいる仲間とコミュニケーションをとる目的なのだそうです。
チーターは穏やかな性格をしていますから、ライオンのような好戦的な態度はとらないのですね。
まとめ
チーターの鳴き声についてご紹介しました。
チーターは、あの洗練された美しい身体つきや、肉食獣から連想される恐ろしさとは無縁の、非常にかわいらしい声をしているのですね。
前述したとおり私は、チーターもライオンみたいな怖い鳴き声をしているのだろうとばかり思っていたので、今回調べてみて、彼らに対する好感度が、さらに上がりました。