私たちがよく知るカバの他に、”コビトカバ”というカバがいるのを知っていますか?
実は世界三大珍獣の中に入っている、とても珍しいカバなんです。
名前から気になってしまうコビトカバですが、今回はカバとの違いについてまとめます。
コビトカバとカバの違いがおもしろい
単にカバと聞くと、動物園などでよく見るような、ずっしりとした大きなカバを思い浮かべる方が多いですよね。
一般的なカバの成獣の雄では、体長300~400cm、体重は2,000~3,500kg程。
雌のカバは、これよりもやや小さめになります。
陸上動物の哺乳類では、ゾウに次ぐ大きな体を持っており、日中のほとんどを水中で過ごす水陸両棲です。
では、コビトカバとは、普通のカバとどこに違いがあるのかというと、まず気になるのがその名前。
“コビト”と言うくらいなので、名前的には小さいイメージですが、実際はどうなのでしょうか。
実は、コビトカバは世界三大珍獣の中にも入っている、とても珍しいカバなんです。
コビトカバは、カバ科コビトカバ属に分類される偶蹄類で、別名をミニカバとも呼ばれています。
そして、普通のカバとの生活様式などには違いがあると言います。
そんなコビトカバの気になる体長は50~175cm、体重は180~270㎏と、普通のカバと比べるととても小さいのがわかりますね。
もし体長が50㎝程だと、人間の生まれたての赤ちゃんと変わらないため、カバを両手ですっぽりと抱っこすることが出来るなんて、想像するとおもしろいですね!
普通のカバは、そのおっとりとした見た目とは裏腹に、ワニなどを襲う凶暴性があることは有名ですが、このコビトカバはちょっと違うんです。
普通のカバとは違い、体が小さいため、逆に捕食対象になってしまうのだとか。そのため、コビトカバは普通のカバと比べて、襲われる可能性も多いようです。
そんなコビトカバですが、もし他の動物が自分の縄張りに入ったとしても、ほとんど争うことはありません。
普通のカバとは違い、とても穏和な性格のようです。
また、普通のカバよりも陸上生活に適応しているため、過剰に水中を好むことはないようです。
こうして比べてみると、とてもおもしろいですね。
まとめ
今回は、カバとコビトカバの違いについてまとめました。
同じカバでも、こうして比べてみるとたくさんの違いがありましたね!
もしテレビなどで見る機会があるときは、その可愛らしい容姿に、釘付けになること間違いないですよ。