テングザルは、ボルネオ島だけに住む固有種です。
このサルは鼻が特に長く大きいので、テングザルと呼ばれています。
「天狗鼻のサル」という由来からきています。
生息地はマングローブ、ニッパ林や川岸の林など低湿地に生息しています。
マングローブの葉っぱや果実もたべます。
日中は休んで薄暮れ時に活動します。
意外にも泳ぎが上手です。
テングザルのオスとメスの見分け方のポイントはどういったところでしょう?
調べていきましょう。
テングザルのオスとメスの見分け方は?
テングザルの腸はかなり長いのです。
そのため外観では腹部が大きいのです。
オスとメスの区別のポイントですが、オスの交接器にあります。
それは小さいころから見えて、陰茎はピンク色で陰嚢は黒いのです。
そのかわりに、メスには乳首があります。
次ぎは大きさによる見分け方の違いです、テングザルのオスとメスではその大きさの差がかなりあるので、わかりやすいのです。
オスの体重は約20キロほどありますが、メスの体重は約10キロ程しかないのです。
なので、一目見て大きさでわかりやすいのです。
あとは鼻の形でも見分けることができると言えるでしょう。
メスの鼻は上へと反り返ってとんがっているのです。
一方、大人のオスの鼻は大きく膨らんでいて、垂れさがっていて口が見えないほどなのです。
これも1つのポイントです。
まとめ
テングザルのオスとメスの違いの見分け方のポイントをまとめてみると次の点となります。
テングザルの特徴としては・・・
・赤褐色の胴体と灰色の頬、お尻・四肢。尾っぽがあります。
・オスの特徴として交接器があり、陰茎はやや赤いピンク色で陰嚢は黒いのです
・オスの体重は約20キロです
・オスの鼻は大きく膨らんでいて、垂れさがっていて、口がみえないほどなのです。鼻が口にかかってしまうために、食べる時は前足で鼻をささえます。
・メスには乳首があります。
・メスの体重は約10キロ程しかないのです。
・メスの鼻は上へと反り返ってとんがっています。