大きなお口で長くて太い犬歯を持っているカバですが、どのくらいの噛む力があるのでしょう。
カバは草食動物です。
そんなに噛む力はないように感じますが実際のところはどうなのでしょうか。
動物の噛む力！！カバはどれくらい？！
カバの体長は３．５～４メートルほどあり、体重は、オスで1600～3200キログラム、メスは1400キログラムと言われており、陸上動物でとしてはゾウに次ぐ重さであると言われています。
顎の筋肉が非常に発達していて、関節の構造により口を150度まで開くことができるそうです。
この大きな口には、長く先のとがった門歯と犬歯が生えていて、下顎の犬歯は50センチメートルに達することがあるそうです。
下顎2本の重量はオス2.1キログラム、メス1.1キログラムに達することもあるそうです。
陸に棲む哺乳類の中で最も強い咬合力をもっているのがカバだそうです。
60キロの人がハイヒールで踏んだ時の圧力と同じレベルで、人間の咬合力の11倍にもなり、カバの噛む力は1トンにもなるそうです。
しかし、カバは草食動物なので、噛む力がそこまで強いのは驚きです。
草食動物でここまでの噛む力を持つのはカバだけだそうです。
カバが生息するアフリカの人たちは、ライオンやワニをしりぞけて、カバをとても怖れると言われています。
カバは最もたくさんの人に危害を加えていると言われているそうです。
カバは3トンほどの巨大な身体でありながら、地上を時速40キロで走ることができ加えて泳ぎも得意の水陸両用が特徴ですが、カバの最大の武器は噛む力ともいえるかもしれません。
カバは草食動物なので、基本的には大人しいとされています。
体長3メートルのナイルワニも軽々と投げ飛ばされてしまうそうです。
まとめ
カバの噛む力には驚かされます。
縄張り意識も強いとされているカバですから、そんなときには見境なく攻撃をするのが想像がつきます。
カバの大人しそうな外見からは想像できないですね。
