時折見る事ができるカバの大きな口の中ですが、一体どうなっているのでしょうか。
そして、どのくらまで口を開ける事ができるのでしょうか。
今回は、こちらについて紹介します。
カバの大きな口の特徴とは
カバの口は、体に比べて大きいです。
大きな門歯と犬歯が特徴です。
犬歯が上の顎を突き抜けてしまっているカバもいるそうです。
上下合わせて8本生えているそうです。
歯根がないため、ずっと伸び続けるのも特徴のひとつです。
またあごの筋肉はかなり発達しており、噛む強さはワニを降参させるほどの強さです。
草食なのに、立派な歯が生えていて、強力な噛み力はすべて自分を強く見せる為に出来ていると言われています。
その強く見せる方法のひとつが、大きな口なのです。
餌がほしくて開けているようにも見えますし、あくびをしているようにもみえる大きい口は、自分を強く見せる為と縄張り争いの為のものなのです。
カバの口の角度とは
大きな口は、どのくらいまで開くのか気になりますよね。
大きなもので150度ほど開ける事があるそうです。
私たち人間で考えたら、顎が外れそうなイメージですが、顎が頑丈なカバは平気なのです。
最大150度ほどの大きさとなると、ワニなどもパクっといけるほどです。
では、オスとメスではどちらが大きく開ける事ができるでしょうか。
答えは、オスです。
縄張り争いの時に、オス同士が競うからです。
メスは、その口の大きさなどを見てどちらのオスと一緒になるかを判断するのです。
まとめ
いかがでしたか?
カバの口の大きさは、ものすごい迫力がある事がわかっていただけたでしょうか。
私は、ワニについて調べていていくうちに安易にカバに近づかない方がいいと強く思うようになってきました。
ワニやクジラの口の角度より大きく開ける事ができるなんて、すごいですよね。
人間が口を開いた時に比べてワニは、人間の2~3倍開くというのですから感心します。
実際にカバが大きく口を開いていると、吸い込まれそうな感覚になります。