気候の変動によりホッキョクグマは共食いを始めます。
これはホッキョクグマの生息数が減少していることに大きく関わっており、北極圏の氷原が溶けることが大きく影響しているようです。
こういった現象によりオスであるホッキョクグマがコグマを共食いする写真もインターネット上にアップされています。
通常臭覚で氷下を泳ぐアザラシを狙うホッキョクグマですが、北極圏では獲物に出会う可能性が少ないです。
ホッキョクグマは一度見つけた獲物をどこまでも追うという執念を持っています。
果たしてそんな執念を持ったホッキョクグマがエサを探せない場合、コグマを捕食対象とみなします。
コグマ以外ほとんど食べるものがなくなってしまうのです。
特に体の小さなメスのコグマは足が遅く、身体も大きくて動きの速いオスのホッキョクグマに太刀打ちできません…。
こういったホッキョクグマの習性について紹介していきます。
ホッキョクグマの形態を教えて!?
オスのホッキョクグマの体長はおよそ2mから2.5mあり体重が400kg~600Kgあります。
巨体ですね。
メスのホッキョクグマはオスのホッキョクグマほど大きくありませんが、だいたい1m80cm~2mあり体重が200Kg~350Kgあり妊娠時には500Kgになると言われています。
ホッキョクグマは温暖化だと共食いしてしまうの!?
温暖化によってホッキョクグマが共食いをしてしまうというデータが出ていますが、実は温暖化が騒がれる以前からホッキョクグマの共食いは確認されていたようです。
温暖化以前にホッキョクグマは肉食性が強く、氷が消えれば氷上に移ってアザラシを捕獲することが出来なくなり、アザラシを食べることが出来なくなれば共食いが増える可能性があります。
オスが妊娠中のメスのホッキョクグマを巣穴まで追跡し、捕食してしまうことも実際に起こっています。
こういった影響が地球温暖化の危機感へとつながることを、ホッキョクグマの共食いを目撃しネット上にアップした方は望んでいるのかもしれませんね。
まとめ
ホッキョクグマは温暖化が進む以前にエサがなくなると、コグマのホッキョクグマを食べてしまうようですね。
衝撃の事実です。
もし観測にいく場合は食べられてしまわないように注意しましょう。