動物園などで、ゆっくりとした動きや迫力のある大きな口で私たちを楽しませてくれているカバですが、野生のカバというのはどこに生息しているのでしょうか??
気になったので、野生のカバの生息地を調べてみました。
野生のカバの生息地
主にアフリカ中部地方から南部地方の沼や泉、河川敷に生息しています。
アフリカのウガンダ赤道直下付近にあるエドワード湖・ジョージ湖を結んでいる水路は特にカバにとって住みやすいところです。
水路の流れもゆっくりのため、カバが一番多い地域としても有名です。
ここのことを「カバの楽園」と呼ぶ人もいます。
昔は、広範囲でカバの生息を確認できていましたが、今ではその範囲は狭くなっています。
赤道直下あたりは、とても暑くて雨の量も多いような場所です。
カバの皮膚は想像以上にデリケートで乾燥もしやすいです。
適切な場所がもともと限られています。
だから、雨量の多い気候の所が好きなのですね。
ちなみに、カバの住む場所は、ワニと同じ付近です。
なぜ共生できるのかと思う人もいるでしょう。
カバとワニは、闘うとカバが圧勝します。
ワニは、それを分かっているので、滅多にカバを襲う事がないそうです。
カバの分布表
昔は、広い地域でカバは生息していました。
アフリカ東部・アルジェリア・エジプト、モータリアにも生息が確認されていました。
しかし今ではカバを確認することができず、こちらの地域では絶滅地と言われています。
野生のカバの生息範囲は狭くなっていますが、各地の動物園などで保護され飼われているカバもいます。
こういう活動が活きて、少しでもカバの生息地がまた広がって絶滅危惧種を解除できたら良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
カバはどこに住んでいるか?という問いに、最近ではすぐに答えられない人もいれば、動物園(サファリパーク)に住んでいると言ってしまう人もいるでしょう。
それくらいカバは貴重な動物になってきているのです。
カバが増え続けるのも大変ですが、絶滅してしまうのも避けていきたいものです。
今の生息範囲をこれ以上減らしてはいけないと思います。
カバのことをまた1つ知る事が出来たあなたは、今度動物園に行った時は、応援してあげましょう。