動物が自分の、あるいは他の動物の排泄物を食べることを「食糞」というそうです。

世の中には美味しいものが沢山あるのに、なぜ糞を食べるのでしょうか。

カバの子供も親の糞を食べるそうです。

糞を食べる理由について調べてみました。

カバの子供が糞を食べる

カバ 子供 糞

食糞については、野生動物のなかでは珍しいことではないそうです。

身近なところでは飼い犬などのペットも食糞をするそうです。

野生動物、特に親子間の食糞の行動には意味があり、決して悪い行為ではないようです。

食糞の行為には、「親が子の糞を食べる」、「自分の糞を食べる」、「子が親の糞を食べる」があるそうです。

「親が子の糞を食べる」行為には、臭いを消して外敵から守る、寝床を清潔に保つ等子育ての環境を整える意味合いが多いそうです。

「自分の糞を食べる」行為には、ストレス、栄養の補充等自分の成長のために食糞をするそうです。

「子が親の糞を食べる」行為には、離乳食、未消化の栄養摂取、親の腸内細菌を取り込む等子供の成長を助けるために行うようです。

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親の糞にはたいていの場合、そこに未消化の食べ物が含まれていることが多く、大切な栄養素を無駄にしないためだと言われています。

カバの子供は毎回親の糞を食べているようではないようです。

カバの子供が親の糞を食べるのは、生後1週間程度から始まるそうです。

食べる程度は、1回程度とも言われているようですが、何回かに分けて食べる場合が多いそうです。

カバの子供が親の糞を食べる理由は、消化酵素と腸内細菌の摂取の理由が大きいようです。

どちらにしても、カバの子供にとっては消化を助けるための行為であることが解ります。

まとめ

糞を食べる行為は、少々抵抗がある行為に感じますが、野生動物や子供にとっては大きく丈夫に成長するための必要不可欠な行為であることには間違いなさそうですね。

野生動物の生きていくための知恵ともいえるのかもしれません。

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