皆さんも一度は動物園などでトラをご覧になったことがあるかと思います。
トラにもいろいろ種類がおり、そのうちの半数以上はベンガルトラになるそうですよ。
そんなベンガルトラの生息地や生息数はどれくらいになるのでしょうか?
調べてみたのでご紹介します。
ベンガルトラの生息地は?
ベンガルトラはインドやネパール、バングラデシュなどに生息しています。
主に生活している場所は森林地帯ですが、湿地帯の草原や、川辺の草むらにも生息しています。
また、2000mを超えるような高山地帯に生息している個体もいるようです。
ベンガルトラは行動範囲が広く、餌として家畜が襲われることも多いようです。
家畜が襲われるということは、人里近くにまで降りてくることも多いようで、ベンガルトラの生息地では人が襲われてしまう事も珍しくはないそうです。
ベンガルトラの生息数は?
ベンガルトラは絶滅危惧種に指定されており、その数はかなり少ないようです。
2014年の段階で、一番多いインドの生息数で2200頭ほど、バングラデシュに300~500頭ほど、ネパールに198頭ほどが生息しているのみになるようです。
かなり少なく感じますね。
ですが、インドでは2006年に1411頭と推定されていたベンガルトラが、保護活動などのおかげで、2014年には2226頭にまで増加したそうなので、これからも保護活動を行い、生息数が増えることを期待したいですね。
ちなみに、現在トラは野生下では5000頭ほどしか生息していないようですが、アメリカでは推計5000頭超のトラが飼育されているそうです。
また、中国では推定6000頭のトラが飼育されているそうです。
まとめ
いかがでしたか?
ここではベンガルトラの生息数についてご紹介しました。
ベンガルトラはトラの中でも生息数が多く、トラ全体の生息数の半数がベンガルトラだと言われています。
ですがその数は非常に少なく、2500頭ほどしかいないようです。
保護されたおかげで、昔よりも生息数が増えてきたようなので、このまま絶滅の危機を免れることを期待したいですね。