現在では、絶滅危惧種として指定されているウンピョウですが、その愛らしい顔とは裏腹に、大きくて長い、立派な牙を持っています。
そんなウンピョウは、どんな鳴き声なの?と、気になったことはありませんか?
今回はウンピョウの鳴き声について、まとめます。
ウンピョウの鳴き声ってどんな声?
漢字で「雲豹」と書くウンピョウは、その名前の通り、身体に不揃いに雲のような模様があることから由来がきています。
そんな美しいウンピョウの毛皮や長くてがっしりとした牙、ペット用や動物園での飼育用などの乱獲で、生息数は段々と減少していると言われています。
別名を「タイワントラ」や「タカサゴヒョウ」などと呼びますが、台湾や海南島ではすでに絶滅したと考えられており、現在ではインドライオンなどと同じ、絶滅危惧種にも指定されている動物です。
ウンピョウは、身体の割りに犬歯が大きく、顎ががっしりと頑丈で、ネコ科動物の中では牙は最も長いと言われています。
更に、ウンピョウは舌の構造上、舌骨が固定されていることで、他のヒョウ属のように「ガオー」と、吠える事は出来ません。
ではそんなウンピョウの鳴き声は、見た目が大きな猫のようだけあって、「ニャアー」と鳴くのでしょうか?
実は、それはあながち間違いではなく、個体によっては多少違うものの、ウンピョウは「ガオー」っと低い声でうなるのではなく、「ニャアー」と、少し高めの鳴き声で鳴きます。
そのギャップがまた可愛く、見ていて飽きないんですよね。
現在の日本でも、ウンピョウを見れる動物園などがあるので、機会があれば是非、生で鳴き声をきいてみることをオススメします!
何とも言えない可愛さに、きっともっと興味をもってもらえると思います。
まとめ
ウンピョウの鳴き声って、見た目からは想像出来ないほど可愛く、少し意外でしたね!
身体の模様の美しさや、顔立ち、鳴き声からも獰猛さは感じられず、どことなく大きな猫のようで、親近感がわいてしまう動物です。
なかなか見る機会がない貴重な絶滅危惧種ですが、もしウンピョウに会える機会があれば、その鳴き声をよ~く聞いてみてくださいね!