ツキノワグマが生息している山や森に行くことがあります。
ツキノワグマを遭遇しないために、周囲に警戒をしたり、登山道などに残っている足跡などの痕跡に注意することが大事になってきます。
山や森に行かなくても、注意は必要になります。
なぜならば、2000年に入った頃からツキノワグマが人里での出没が頻繁に起こっています。
ツキノワグマは人里に降りてくると、もちろん姿も発見されますが、姿が現れなくても足跡が発見されます。
出没したり足跡が発見された場合、人身被害や農林業への被害が起こる可能性があります。
そのため、ツキノワグマの足跡が発見されるとニュースが流れ、足跡が発見された場所の周囲などに呼びかけを行い、パトロールが行われています。
では、そのツキノワグマの足跡の特徴や大きさはどのくらいなのでしょうか?
今回は、ツキノワグマの足跡について紹介したいと思います。
ツキノワグマの足跡の特徴は?
ツキノワグマの足跡の特徴ですが、なんと人間の足跡に似ているのではないかと言われています。
もちろん、ツキノワグマと人間の足跡は全く同じというわけではありません。
なぜ、ツキノワグマと人間の足跡が似ているのかというと、歩き方が関係しているようです。
ツキノワグマの歩き方は、人間と同じ蹠行性 (しょこうせい)という歩き方になります。
蹠行性という歩き方は指先からかかとまで、足の裏の全体を地面につけて歩く歩き方です。
そのため、足跡がハッキリと地面に残ります。
残った足跡を観察すると、ツキノワグマの足跡の特徴は、大きな足の裏とアーモンドのような形の肉球が特徴になります。
もし、ツキノワグマの足跡を発見した場合は周囲を確認して、人里で足跡を発見した場合はその市町村に連絡をしましょう。
ツキノワグマの足跡の大きさはどのくらい?
ツキノワグマの足跡の大きさは、前足と後ろ足で大きさが異なります。
大人のツキノワグマの足跡の大きさですが、前足は横幅が約10センチで縦幅が約10センチになります。
そして、後ろ足の大きさですが横幅は約9センチで縦幅が約18センチです。
ツキノワグマの子どもの足跡の大きさですが、横幅が約8センチ以下の大きさをしています。
もちろん、足跡の大きさの横幅が大きいほど大人のツキノワグマになります。
まとめ
ツキノワグマの足跡の特徴ですが、まさか人間と同じ歩き方をしているとは驚きました。
ツキノワグマの足跡の特徴や大きさを事前に知ることによって、自分や周囲の人たちの危険を守ることができます。
なので、もしツキノワグマの足跡を発見した場合は落ち着いて行動し適した対応をしましょう。