冬眠は、哺乳類や鳥類の一部の種類の動物たちが、冬を乗り越えるための生態のことをいいます。
冬は食料が少ないため、体温や心拍数に呼吸などの代謝を落として冬眠をすることによって、厳しい冬を過ごします。
ツキノワグマも冬眠して、冬を過ごします。
では、ツキノワグマのどのくらいの時期から冬眠をし、冬を乗り越えるのでしょうか?
そして、冬眠しているツキノワグマはどのような場所で冬眠をしているのでしょうか?
今回は、ツキノワグマの冬眠の時期や場所を調べてみました。
ツキノワグマの冬眠の時期 は?
ツキノワグマの冬眠の時期は、その年の天候や地域によって変わることがあります。
暖かい地域や暖冬の場合は、冬眠の時期が短くなったりします。
ですが、現在ツキノワグマの冬眠の時期は、12月~4月のおよそ4ヶ月半と言われています。
中には11月頃から冬眠をするツキノワグマもいて、冬眠には個体差があるようです。
冬眠する時期の個体差ですが、ツキノワグマの年齢や性別によってバラつきがあります。
特に、妊娠しているツキノワグマのメスが冬眠の時期が早いとされています。
そして、冬眠時期の個体差の要因として考えられるのは、食料になります。
食料が少ないとツキノワグマの冬眠の時期が早まると言われています。
なので、ツキノワグマの冬眠の時期は4ヶ月半とされていますが、天候や個体差によって冬眠の時期が変わっていることがわかりました。
ツキノワグマの冬眠の場所はどこ?
ツキノワグマは冬眠をしますが、冬眠する場所はどこなのでしょうか。
ツキノワグマの冬眠の場所は山になります。
現在判明しているツキノワグマの冬眠の場所ですが、2つのタイプに分かれていることがわかりました。
1つ目は、自然にできた樹洞や岩の隙間になります。
そして2つ目は、自分で穴を掘って土穴を作り、その土穴で冬眠するツキノワグマもいます。
ですが、やはり冬眠をする場所にも個体差があり、適当な場所に土穴を作ったり、たまたま空いていた他の動物の巣穴を再利用したりもするそうです。
冬眠場所は2つのタイプに分かれていたり、個体差がありますが、冬眠する場所の共通点は暗い穴にということになります。
まとめ
ツキノワグマの冬眠時期や場所を今回詳しく知ることができました。
ツキノワグマの冬眠場所については、さまざまなタイプがあり驚きましたが、他の動物の巣穴を再利用しているというのを知ってとても面白いと感じました。
ツキノワグマの個体差をすごく感じることができて、ツキノワグマについてもっと知りたいと思いました。