哺乳類は冬眠する動物が多いと言われています。
もちろんツキノワグマも冬眠をする動物になります。
冬は食べられるエサが少なるなるため、厳しい冬を冬眠をすることで冬を越すという能力がツキノワグマにあります。
ですが、動物園は動物にあった適切な飼育環境が整っており、エサもあります。
野生のツキノワグマは生き抜くために冬眠をして冬を越すことが確認されていますが、動物園で飼育されているツキノワグマは冬眠をしているのでしょうか?
そして、冬眠をするとされている冬の時期の動物園のツキノワグマはどのうようにして冬を越しているのでしょうか?
今回は、冬眠の時期の動物園で飼育されているツキノワグマについて紹介していきたいと思います。
ツキノワグマの冬眠は動物園でもしているの?
冬眠の時期の動物園では、冬眠展示という展示が行われています。
そのため動物園では、冬眠施設を作っています。
有名な動物園ではツキノワグマの冬眠施設を作っており、展示室や準備室に冬眠ブースという3つの部屋が用意されています。
この冬眠施設を作ったことで、動物園で飼育されているツキノワグマは冬眠をしていることが判明しました。
冬眠施設を作ることで、動物園で飼育されている冬眠中のツキノワグマの生態を知ることができます。
そして、野生のツキノワグマは冬眠の期間中に出産をします。
では、動物園で飼育されているツキノワグマは冬眠期間中に出産をすることが可能なのでしょうか?
結果としては、冬眠期間中の冬眠施設内での出産が確認されました。
ですがツキノワグマは、独り立ちするには約1年半かかると言われているため、もう1度親子で冬眠をする必要があります。
なんと、動物園で飼育されているツキノワグマの親子は母子共に、冬眠施設で冬眠していることがわかり、春に元気な親子の姿を確認することができたそうです。
まとめ
動物園では、冬眠ができるように冬眠施設を作っていたんですね。
そのおかげで動物園のツキノワグマが冬眠することができて、さらに冬眠中に出産することもできています。
この冬眠施設で、冬眠中のツキノワグマの様子を観察することができるなんてすごいと思います。
なので、冬眠施設がある動物園に、冬眠しているツキノワグマを観察しに行けるのはとても貴重な体験だと思うので、気になった方は足を運んでみることをオススメします。