“ゴールデンモンキー”と呼ばれるキンシコウ。
毛並みと“ゴールデンモンキーと”呼ばれるゴールデンの色はほんとに鮮やかで思わず「キレイッ」と叫んでしまいたくなるほどです。
さてそんな美しいキンシコウですが生息地は中国と言われており、中国固有の絶滅危惧種のようです。
はたしてそんな珍しいキンシコウは日本にいるのでしょうか!?
美しさは世界一と言われるような“高貴なお猿さん”とも言えるキンシコウの状況と、キンシコウがどのような猿なのかについてを詳しく紹介していきます。
キンシコウの生息地や会える動物園を知り、豆知識としてください。
キンシコウってどんな猿!?
中国の四川省、甘粛省の海抜2000~3000mの森林地帯に住むキンシコウ。
キンシコウは木の葉や、芽、樹皮、木の実、昆虫、小鳥の卵などを食べ樹上生活を送っています。
実はキンシコウは中国で16世紀の明の時代を大成した伝奇小説である「西遊記」に登場する孫悟空のモデルとなっているようです。
ただ明確に“孫悟空のモデル”となっているわけではありませんが、美しい黄金色のキンシコウなので“孫悟空のモデル”になったと言われてもそこまで驚くことではないかもしれませんね。
そしてキンシコウはわりと寒い地域に生息するため、冬などの雪が降るシーズンは少しだけ低い場所に移って生活すると言う習性をもっています。
絶滅危惧種と言われる猿、キンシコウはどこの動物園にいるの!?
日本でキンシコウに会えるという動物園は熊本県にある「熊本市動植物園」です。
もともと兵庫県の「神戸市立王子動物園」や名古屋の「東山動植物園」で繁殖に成功しましたが、いずれも展示の期間が終了し、中国へ返還されました。
なのでもし熊本に訪れる機会がありましたら「熊本市動植物園」に足をお運びになってキンシコウを観察してみてください。
まとめ
絶滅危惧種として知られるキンシコウは、別名“ゴールデンモンキー”とも呼ばれ非常に親しみが持てる猿と言うことがわかりましたね。
ただキンシコウノ多くは中国に生息し、日本では会える動物園が限られていることがわかりました。
「キンシコウを生で見てみたい」と感じた方はぜひ、参考にしてみて下さい。