コビトカバはアフリカのスベリアやギニアの森の奥深くに生息しています。
種の区分としては単独で、コビトカバになります。
親子か夫婦でしか共に過ごすことはなく、1.6㎞ほとの縄張りのなかにポツンと単体でいます。
世界三大珍獣の一つです。
今では野生で見られることはほとんどないと言われています。
コビトカバ の性格
コビトカバは野生での研究がほとんどされていないため、動物園など飼育下での記録がほとんどです。
野生の信頼できる記録は少ないとされいます。
絶滅危惧種に指定されています。
コビトカバは完全な草食で、性格は温和です。
分厚い皮で体が覆われていますが、肌は乾燥に弱くて、日中は陰になる場所にいます。
休むときには川辺の土手に空いた横穴で休むと言われていますが、それが、自分で掘った巣穴か、たまたまあった穴に入り込んだのかもまだわかっていないのです。
日中日差しに当たると分厚い皮膚がひび割れてしまうため人目ににつかず、また単独行動のために発見されたのは遅かったのです。
1913年に個体が初めてコビトカバと認められました。
存在自体は1800年に研究者に伝わっていましたが、奇形のカバだと思われていたのです。
コビトカバは35日に一回ほど一日二日の繁殖期になりますが、一度組んだペアーとだけ過ごします。
一般のカバは体も大きく天敵となる動物はいませんが、コビトカバは性格も大人しいため、ヘビやワニなどに襲われてしまうこともあります。
野生の固体はなかなか目撃することは出来ませんが、繁殖の方法が研究されて、世界の動物園で、愛らしい姿を見ることができます。
まとめ
コビトカバはコビトカバ科コビトカバ族で本種のみです。
昔は、カバの奇形や突然変異体だと思われていました。
一般のカバより丸い体系で牙も丸く愛くるしい顔をしています。
ペットとしての人気も高まってきています。
動物園にいるほとんどのコビトカバは人の手によって繁殖されたもので、凶暴性はありません。
近年はペットとしても注目を集めています。