絶滅危惧されたインドライオンですが、現在はストップがかかっているとの嬉しい情報も。
今回は、インドライオンの生息地や生息数についてまとめました。
インドライオンの生息地は?
日本では現在、上野動物園で見ることができるインドライオンですが、絶滅危惧種としても指定されているライオンです。
インドライオンは、哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される、ライオンのひとつの亜種になります。
かつてはインド~中東アジアまで分布し生息していましが、イランや中東アジアではすでに絶滅してしまったようです。
保護されたインドライオンは、インド北西部のグジャラート州・カーティヤーワール半島のギル森林国立公園 野生生物保護区などで、現在は生息していると言われています。
よって、インドライオンの生息地はインド北西部の林ということになりますね。
ちなみに、アフリカのライオンは草原に生息し、主に群れで狩りを行うのに対し、インドライオンは主に林の中に住んでおり、単独で狩りを行います。
そのため、動物園などの展示飼育においても生息地の状況を考慮されており、インドライオンは木がまばらに設置された施設に、展示されていることが多いようです。
インドライオンの生息地に合わせた環境を作ってあるので、アフリカライオンとの施設の違いも、比べてみるととても興味深いかもしれません。
インドライオンの生息数
絶滅危惧されているインドライオンですが、現在は嬉しいニュースも入ってきました。
インド北西部の林に生息しているインドライオンですが、現在はその生息数も増えてきており、絶滅危機に歯止めがかかっているようです。
生息数は600頭以上にも増加し、大規模な保護キャンペーンの成果を称賛したとの報告もあります。
ただ、まだインドライオンは絶滅危惧種として指定されていますので、これからもっと生息数が増えてくれると嬉しいですね!
まとめ
今回はインドライオンの生息地や生息数について書きました。
インドライオンは別名アジアライオンとも呼ばれ分布していましたが、現在は限られた場所でしか見られません。
日本では上野動物園でみることができますので、是非会いに行かれてはいかがでしょうか。